[特集]令和5年度 わたしたちのまち「越前町」の決算報告(1)

1／40

わたしたちの予算が「まちづくり」のためにどのように使われたかを報告します。

■全会計の決算状況
令和5年度の一般会計、特別会計、企業会計を合わせた歳入総額は218億2,103万4千円で、前年度より1億1,762万3千円の減、歳出総額は210億3,334万円で、前年度より2億4,118万5千円の減となりました。また、歳入総額から歳出総額を差し引いた収支は、7億8,769万4千円の黒字となりました。
そのうち、教育や福祉、土木など一般的な行政運営をまかなう一般会計では、歳入が149億3,426万2千円で、前年度より7,696万3千円の増(0.5%増)、歳出が143億112万7千円で、前年度より7,524万5千円の増(0.5%増)となりました。

(単位：千円)

※決算額の千円未満を四捨五入しています。

■一般会計・歳入決算の状況
一般会計の歳入総額は、前年度と比べて7,696万3千円増加しました。
増加した主な要因として、普通交付税が公債費などに係る基準財政需要額の増により1億825万8千円増加(2.2%増)したことや、ふるさと再生寄附金が1億9,833万5千円増加(22.6%増)、同寄附金を積立てた基金からの繰入金が9億1,898万2千円増加(200.6%増)などがあげられます。
一方で、地方税が法人税の減などで6,334万2千円(2.7%減)、国庫支出金が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの減で5億7,776万9千円減少(31.2%減)するなど、減となった項目も見られます。

■一般会計・歳出決算の状況
一般会計の歳出総額は、前年度と比べて7,524万5千円増加しました。増加した主な要因として、積立金がふるさと再生寄附金の増に伴う同寄附金の基金への積立や財政調整基金の積立ての増に伴い4億7,034万8千円増加(38%増)し、補助費なども企業会計や一部事務組合への負担金が増となったことなどから1億7,129万円増加(7.5%増)しました。
一方、普通建設事業費は道路改良などを行う社会資本整備総合交付金事業の減などにより4億3,349万5千円減少(37.9%減)するなど、減となった項目も見られます。

(%：構成比)