認知症は、高齢者だけでなく、若い世代でも発症することがあります。65歳未満で発症した認知症を「若年性認知症」と言います。もの忘れが出たり、仕事や生活に支障をきたしたりするようになっても、年齢の若さから、認知症を疑わなかったりして診断までに時間がかかってしまうケースが多く見られます。
■このようなサインは認知症の可能性があります
◇職場での変化
・作業に手間取ったりミスが目立ったりするようになる
・職場の仲間や取引先の相手の名前が思い出せなくなる
・指示されたことが理解できなくなる
・伝言したことがうまく伝わらない
・段取りが悪くなり、優先順位がわからなくなる
・もの忘れが増えてくる
◇生活の変化
・同じことを何度も聞く
・財布や鍵をどこに置いたかがわからなくなる
・お金の計算や漢字の読み方がわからなくなる
・車の運転が適切にできなくなる
・知っているはずの道で迷ってしまう
・家電製品の使い方がわからなくなる
■若年性認知症の相談窓口
若年性認知症支援コーディネーターが若年性認知症の様々な相談に応じています。相談内容に応じて、適切な関係機関と連携して対応します。相談は無料です。まずは電話でご相談ください。
名称:福井県若年性認知症相談窓口
所在地:福井市文京2-9-1(公益財団法人松原病院内)
電話番号:【電話】0776-63-5488
時間:月~金曜日午前9時から午後5時30分(祝日・振替休日・年末年始は休み)
問合せ先:地域包括支援センター
【電話】34‒8729
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