■3歳児健康診査の尿検査で食塩摂取量(推定)を測定しています
令和5年度より、3歳児健康診査で尿中食塩濃度の測定を始めました。尿中食塩濃度を測定することで、1日あたりの食塩摂取量を推定することができます。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、3~5歳児の食塩摂取量の目標値を1日3.5g未満としていますが、令和5年度3歳児健診受診者のうち、約8割が目標値より多く食塩を摂取していると推定される結果となりました。
幼児期になると、大人と同じような食事をとれるようになり、そこで濃い味に慣れてしまうと、本来、薄味で美味しいものでも物足りなくなり、濃い味付けを好むようになります。この濃い味の好みが成人期まで続くと、高血圧症などの生活習慣病を発症しやすくなります。日頃から、大人がおいしいと思う味付けの1/2から1/3ほどに味を薄め、家庭全体で薄味を心がけましょう。
問合せ先:子育て世代包括支援センター
【電話】34–8821
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