今年の4月に「ダイバーシティ推進・相談課」が市役所1階に新設されました。最近よく耳にする「ダイバーシティ」とは多様性を意味し、年齢、性のあり方、国籍、人種、価値観、経験など、さまざまな属性を持つ人がともに存在していることを指します。市では、多様な属性を持つ全ての市民が、より自分らしく快適に暮らしていけるまちの実現を目指し、ダイバーシティに関するさまざまな取り組みを行っています。多様な属性を持つあなたも、ダイバーシティヘの理解を深めてみませんか?
■POINT 1
健康そうに見えて、実は障がいがある。異性愛者に見えて、実は同性愛者である。外国人に見えて、実は生まれも育ちも日本であるなど、人は見かけによらないということを理解しましょう。
■POINT 2
人間はみな、さまざまな属性を持ち合わせています。ダイバーシティヘの理解を深めるために、まずは自分自身の属性を考えてみましょう。
■ダイバーシティの考え方!!
◇外部から判断しやすい属性
・年齢
・人種
・容姿
◇外部から判断しにくい属性
・宗教
・社会階級
・価値観
・学歴
・家族構成
・言語
・国籍
・出身国
・性のあり方(性的指向・性自認)
・能力(障がいの有無)
これらの属性は一例に過ぎず、実際には限りない数の属性が存在します。表層的なダイバーシティの理解・受容だけに終始せず、外から見えにくい深層的・内面的なダイバーシティにも認識を拡大していくことが大切です。
■福井県初!日本初!?さばえダイバーシティパレード
10月22日(日)に、福井県内初のダイバーシティパレードが本市で開催されました。当日は約100人の参加者が消防音楽隊の演奏とともに、自身の多様性を表すフラッグを掲げながら市役所から西山公園まで歩きました。パレードのあとは、ゴール地点の西山公園で、アップサイクル(※)された虹色の組みひもを使ったキーホルダーづくりのワークショップも行われました。
※アップサイクル…捨てられるはずの製品に新たな価値を加えて再生すること
問合先:ダイバーシティ推進・相談課
【電話】53-2204
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