児童館・児童センターは0歳から18歳未満のすべての子どもたちが自由に利用できる施設です。市内に15か所あります。専門の職員(児童厚生員)がおり、遊びを通して心も体も健やかに育つよう活動しています。
子どもたちは遊びを通じた仲間とのさまざまな関係のなかで自主性や社会性を身につけていきます。あなたも児童センターをのぞいてみませんか。
■児童センターってこんなところ!
児童センターでは工作や運動、季節遊びのほかに、地域の人たちやボランティアの学生らと関わる活動もたくさん。施設ごとの特色もセンターの魅力です。
(写真は本紙5ページをご覧ください)
◇児童厚生員 向当(こうとう)麻由さん
気軽に来てもらえるよう、温かい雰囲気づくりを心がけています。けがなどをしないよう、サポートはしっかりしつつも、もめごとなどがあった時は自分たちで解決できるように、あえて見守るときも。子どもたちの心身の成長を実感できるのが日々のやりがいですね。
◇小学4年生 春日蒼羽(そらは)さん
1年生の時から石田児童センターに通っています。8月のたこ焼きパーティーでは職員さんと一緒に焼いたのが楽しかったです。季節に合わせたイベントがたくさんあって児童センターは楽しい!
◇娘4姉妹が小黒町児童館センターを利用 長谷川優子さん
我が家は核家族なので、子どもが児童センターに行ってくれたお陰で安心して仕事に行けました。一番下の子が今も通っています。児童センターには地域の方もお手伝いに来られているので、地域の皆さんに育てていただいている感覚です。家庭ではできないような経験がたくさんできる児童センターの存在がとてもありがたいです。
■児童センターってどこにあるの?
各施設の所在地・連絡先は市ホームページの「子育てマップ」からご確認いただけます。最寄りの児童センターへぜひどうぞ。放課後に子どもを預かる「学童保育」を実施しているセンターもありますが、各施設とも自由来館もできます。気軽にご利用ください。
対象:0~18歳未満の子ども
時間:13~18時(日曜・祝日・年末年始は休館)
「子育てマップ」は本紙の二次元コード参照
◇鯖江市児童館・児童センター連絡協議会 会長 熊野義広(よしひろ)さん
子どもたちにとって児童センターは遊んで学べる場です。学校では学年単位で過ごすことが多いと思いますが、センターでは多いときには1~6年生が交わります。お兄ちゃん・お姉ちゃんとのやりとりを通して学び、自分が大きくなったら今度は逆の立場になる。その中で成長が生まれます。
地域と関わる行事も活発に行っているので、児童センターでしか味わえない楽しみがきっとありますよ。
問合先:こどもまんなか課
【電話】53-2224
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