子宮頸がんは、子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんの原因になるウイルスには女性の約80%がかかると言われていますが、子宮頸がんワクチンを受けることでがんの原因の50~90%(*)を防ぐことができます(*接種するワクチンの種類によって異なります)。日本でも年間1.1万人が子宮頸がんにかかっています。感染予防のためにも無料の接種を受けましょう。
■対象者
(1)小学6年生~中学3年生
(2)高校1年生
(3)平成9年4月2日~平成20年4月1日に生まれた人(国が積極的な接種の推奨を再開する前の対象者)
■その他
(2)・(3)の人は、無料の接種期間は令和7年3月31日まで。以降の接種では自己負担が必要になります(計約10万円)。
接種は3回必要で、完了するまでに約6か月かかります。早めに接種を始めましょう。
■接種に必要なもの
予防接種予診票兼接種券、母子健康手帳
※接種券を無くした場合は再発行できます。
鯖江市の状況をみると、他の定期接種対象のワクチンの接種率は80~100%近く。一方、子宮頸がん予防ワクチンの接種率は約30%と接種が進んでいません。
子宮頸がんワクチンを広く知ってもらおうと活動に取り組む鯖江市役所JK課と協力しながら、啓発活動に取り組んでいます。
問合先:健康づくり課
【電話】52-1138
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