バイオマスセンタールフランは2018年12月から本格稼働し、5周年を迎えました。市民の皆さんの生ごみ分別への協力や液肥の利用のおかげで、ルフランは順調に運転を続けています。焼却ごみの量が半減するなど、さまざまな良い効果も生まれています。今回はその効果・実績を紹介します。今後も引き続き、生ごみ分別へのご理解・ご協力をお願いします。
「ご協力ありがとうございます!」
■焼却ごみが半減
生ごみ分別などにより、市の焼却ごみは10年間で50%以上減少しました。新焼却施設の建設負担金が削減されたほか、埋立処分場の延命化にもつながっています。
■メタン発酵発電
ルフランでは生ごみとし尿などから発電をしています。
5年間で約2,021メガワットの電力を生み出し、3,600万円以上の電気代が節約されました。
地球温暖化の防止にも貢献しています。
■液肥で環境に優しい農業の実現
生ごみ・し尿由来のバイオ液肥「みのるん」は5年間で5万5千トン以上生産され、累計で1,288ヘクタールの農地に還元されました。
液肥で出来た特別栽培米「かんきょうにやさしいおいしいお米」も販売中です。
■世界から注目されるみやま市
みやま市の取り組みを学ぼうと国内外から視察者がルフランを訪れています。その数は5年間で417団体5,422人に上ります。
▽視察に来た国々
韓国、中国、モンゴル、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、アルバニア、カザフスタン、エジプト、パナマなど
■電気自動車(EV)充電スポットを設置しています
ゼロカーボンシティ実現のため、民間企業と連携して、現在市内の公共施設3か所に電気自動車(EV)の充電スポットを設置しています。
▽設置場所
・ルフラン(校舎東側)
・市役所本庁(西側)
・総合市民センター(南側)
問合せ:環境衛生課 循環型社会推進係
【電話】64-1521
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