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親子で身につけよう!早起き早寝で健康生活

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福岡県八女市

子どもが健やかに育つためには、起きて、勉強して、遊んで、食べて、寝るという子ども本来の生活リズムを身につけていることが大切です。

■視床下部の大切な役割
生活リズムをコントロールしているのは、脳にある「視床下部」という部分です。生後3か月頃から働き始めると言われており、自律神経や体温や血圧の調節、「お腹がすいた」や「お腹がいっぱい」などの調節を行っています。また、成長ホルモンなど、人の体に必要なホルモンを、太陽のリズムに合わせて出しています。そのため視床下部がスムーズに働くためには、太陽のリズムにあった生活を送ることが大切です。

■太陽のリズムにあった生活とは?
○早起き早寝をしましょう
午前7時までには太陽の光を浴びて脳を目覚めさせ、午後8時には布団に入り、真っ暗にして寝る準備をしましょう。そうすると、昼と夜の区別がつき、夜にまとまって寝てくれるようになります。
朝、太陽の光が入らない場合は、電気をつけて明るい光を浴びましょう。また、着替え、顔を拭く、抱っこして頭を起こすことも脳の目覚めにつながります。朝、脳をしっかり目覚めさせて朝の光を浴びると、だいたいそこから14~15時間後には眠くなるように体内時計がセットされています。起きる時間が遅いとその分眠くなるのも遅くなるので、起きるのが遅い人は、まずは10分ずつでいいので早く起こしてみましょう。
大人の場合は、7時間~8時間の睡眠が必要と言われています。早く寝ることで成長ホルモンの分泌が促進され、老化予防、疾病予防にもなります。また、朝早く起きて光を浴びることでセロトニンが分泌され、心の安定にもつながります。

■家族の生活リズムを整えましょう
太陽が昇っている時間帯には起きて活動し、太陽が沈んだら身体を休めて睡眠をとる。当たり前のことに思えるかもしれませんが、これは子どもの成長にとって非常に重要なことで、免疫力向上にもつながります。これは子どもだけでなく、大人にも当てはまります。
しかし、子どもの生活リズムは大人の手助けなしにはうまく作ることはできません。家庭で生活習慣を見直し、家族みんなで心と体の健康づくりに努めましょう。

問合せ:子育て支援課こども家庭係
【電話】24・8282

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