■「八女福島の燈籠人形」公演
多くの人でにぎわいました
9月20日(金)の口開け公演を皮切りに、9月21日(土)~23日(振休)まで国指定重要無形民俗文化財の「八女福島の燈籠人形」公演が行われました。今年の芸題は「吉野山狐忠信初音之鼓(よしのやまきつねただのぶはつねのつづみ)」。三味線や鼓などのはやしに合わせた巧みな人形遣いや鮮やかな衣装の早変わりに観衆からは大きな拍手と歓声があがっていました。
八女福島の燈籠人形は、延享元年(1744)の放生会に人形の燈籠が奉納されたのが始まりと言われています。その後、明和9年(1772)に初めて人形が動くようになりました。舞台の左右の楽屋から繰り出す9本の長い棒と舞台下からの操作で人形を操ります。戦前までは氏子11町内の当番制で奉納上演していましたが、現在は福島校区23町内で保存会を結成し受け継いでいます。昭和52年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
■八女のまつり
燈籠人形公演に合わせて「あかり」をテーマとした「八女のまつり」が開催されました。
八女福島白壁の町並み周辺で宵の市や町屋祭り等、体験イベントやマルシェ、子どもたちの遊びスペースなど多彩なイベントが行われ、多くの人がまつりを楽しみました。
■いつまでもお達者で百歳おめでとうございます
市では、令和6年度に100歳になる46人に敬老祝金と祝状を贈りました。このうち在宅の10人を三田村市長が訪問しました。100歳になる人には内閣総理大臣からの祝状と銀杯、県知事からの祝状が贈られました。
※令和6年度市内の100歳を迎えられる皆さん(9月1日現在)の氏名と写真は本紙P.28をご覧ください。
■災害用大型浄水器を導入
市では、大規模災害時の長時間にわたる断水に備えて、河川や池、プール、雨水などをろ過し、1日に2800人分の飲料水を造水することが可能な大型浄水器を導入しました。災害時に衛生的な飲料水や生活用水を安定的に確保することが可能になります。
■八女茶カップ ミニバスケットボール大会開催
9月21日(土)、22日(祝)に市総合体育館や八女、筑後、広川の各小学校で第12回八女茶カップが開催されました。ミニバスケットボールの大会を通じて、互いに競い合い、友情を育み、他地区の児童に八女茶の認知を広めるために行われました。
■全国大会出場選手が市長に活躍を報告
各競技で活躍した八女市ゆかりのアスリートが、三田村市長に全国大会結果の報告を行いました。
筑後リバーズの選手は「高校では甲子園を目指します」と今後の抱負を述べました。
▽筑後リバーズ(中学硬式野球)
溝田夏生(かい)(立花中3年)
牛嶋太一(たいち)(立花中3年)
堤悠星(ゆうせい)(立花中3年)
秋山颯星(はやせ)(黒木中3年)
中島清志(きよし)(黒木中3年)
池野要(かなめ)(黒木中3年)
「マルハングループインビテーション大倉カップ全国選手権大会」「2ndエイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ」優勝
▽松元雅弥(まさや)(空手、長峰小6年)(中央)
「和道会全国空手道競技大会」組手個人戦小学生6年男子の部ベスト8
▽天野瑶子(ようこ)(競技かるた、輝翔館中3年)(右)
「小倉百人一首競技かるた 全国中学生選手権大会」団体戦準優勝、個人戦中学3年生(選抜)の部優勝
■健康づくりを楽しく学ぶ
10月6日(日)、べんがら村で「スポーツ・健康づくりフェスタ」が開催されました。
会場では脳年齢などの「健康チェックコーナー」や「鴻江寿治(こうのえひさお)の快適生活アドバイス!」などが設けられ、スポーツや健康について楽しみながら体験する多くの人でにぎわいました。また、BMX体験コーナーでは、八女市出身の松本翔海(しょあ)選手らBMXライダー5人のパフォーマンスに、大勢の観客は目を奪われ、大きな拍手が送られました。
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