八女市青少年育成市民の会主催の第14回八女市こども議会が1月27日(土)、立花庁舎八女市議会議場で行われました。将来の有権者である子どもたちが民主主義の基本である議会の場を体験することで、日々の暮らしと行政の関わりを学習し、自分の意見をはっきりと述べることができる子どもの育成を図るために行われています。
市内の小学6年生15人がこども議員として参加し、こども議長を江田隼汰(はやた)さん(矢部清流学園)、こども副議長を入部爽(そう)さん(岡山小学校)が務めました。
こども議員の皆さんは、最初緊張した面持ちでしたが、傍聴席の保護者や関係者が見守る中、一人ずつ大人顔負けの質問を展開しました。
[3番]原 駿介(しゅんすけ) こども議員(立花小)
空き家について
八女市でも空き家バンクの取り組みをされていますが、どのようにして空き家を減らそうと考えていますか。
[答弁]空き家バンクの情報を広報八女やホームページに掲載するほか、空き家や所有者の状況に応じた対応を続けることで空き家を減らし、市民が安心安全に暮らせるよう取り組みます。
[7番]島 光希(こうき) こども議員(川崎小)
八女市の住みやすさについて
川崎校区では、住み続けたくてもさまざまな理由で転居しなければならない市民がいるようです。八女市の住みやすいまちづくりで取り組んでいることはありますか。
[答弁]市内に出店するなど新しく事業を行う人に、経費の一部補助の事業を行うほか、市内で働きたい人に会社を紹介する取り組みや、家の購入支援や子育て支援、教育支援などに取り組んでいます。
[9番]松延 しあん こども議員(福島小)
公共施設について
歩道や点字ブロックが壊れていたり、公園のトイレに落書きがされていたりします。このようなところを直し、きれいにすることはできませんか。
[答弁]歩行者の通行に支障がある箇所などは早急に補修工事を検討します。トイレについては皆さんに気持ちよく利用していただくため、清掃や適切な維持管理を行います。
全員の質問については、本紙またはPDF版掲載の二次元コードからご覧いただけます。
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