■市防災士連絡会 べんがら村で募金活動を実施
令和6年能登半島地震により、石川県に甚大な被害をもたらしたことから、2月4日(日)、市防災士連絡会では被災地の人たちの生活を支援するため、街頭に立ち義援金の募集活動を行いました。お寄せいただいた募金は全て日本赤十字社へ送金します。
■ふるさとへの想い
2月25日(日)、おりなす八女で安部龍太郎講演会が開催されました。
八女市(旧黒木町)出身で直木賞作家の安部龍太郎先生の講演に大勢の聴衆が集まりました。「ふるさとへの想い」をテーマにした講演では、八女に残る地名や方言が、南北朝時代に南朝方の人たちが落ちのびてきたことに由来があることや、自身の幼少期の出来事などを面白おかしく語られ、会場が笑いに包まれました。
■環境問題を考える
2月24日(土)、2023第2回地球さんご賞の九州・沖縄地区表彰式がおりなす八女で行われました。
地球さんご賞は、人が持つ「見る・考える・行動する」という3つの力で、地球の5つの環境問題「地球温暖化・海洋汚染・大気汚染・水質汚染・森林破壊」にどう立ち向かうかを考え、地球を守ろうというプロジェクトです。
応募総数2,003点の中から厳選された表彰対象者は52人で、「地球さんご賞大賞」は重留悠吾(しげとめゆうご)さん(宮崎県・中1)が受賞しました。
■南北朝歴史シンポジウムを開催
2月23日(祝)、いわいの郷で市内の南北朝遺産をテーマにしたシンポジウムを行いました。これは南北朝の歴史や遺産をより多くの市民、来訪者に伝える市南北朝時代歴史回廊基本構想の取り組みとして開催したものです。推進委員である五條元滋(もとしげ)さんが、懐良(かねなが)・良成(りょうせい)親王の西下をきっかけに、九州では南朝方が優勢になった経過を説明した後、黒木・矢部・上陽・星野の推進委員からは地元の南北朝遺産の紹介がありました。佐々木四十臣委員長が司会を務めたシンポジウムでは、五条家文書をはじめとする五條家に伝わる宝物や、大保原の戦いを正確に伝えた市指定文化財木屋文書、懐良親王の墓所や大杣公園祭、たびたび戦場になった八女市等をテーマに、活発な議論を行いました。
八女市には、南北朝に由来する濃厚な文化が地元住民の手によって受け継がれていることを、改めて確認する貴重な機会となりました。
■鳥居を修復しました
矢部村臼ノ払(うすのはらい)地区の天神山中腹にある「風の神の宮」の鳥居が地元の皆さんの手作りで修復されました。参道入り口の鳥居の横木が老朽化したため、地元総出で修復作業を行ってきました。代表の仁田原石義(こくよし)さんは「これからもこのお宮を守り続け、多くの人に参拝に訪れていただきたい」と語りました。平成26年度には、地域づくり提案事業で祠(ほこら)まで続く参道を整備するなど、積極的に活動されています。
■石川県穴水町へ職員を派遣しました
市は、令和6年能登半島地震の被災地を支援するため、石川県穴水町へ職員を派遣しました。
派遣期間は3月5日(火)~3月19日(火)で、福岡県職員と市町村職員15人で構成される合同派遣に1人を派遣し、罹災証明書の発行に必要な住家の被害認定調査等の支援を行いました。
3月1日(金)に派遣職員の壮行会を行い、派遣される馬渡洋平さんは、「八女市が被災した際に他自治体から支援を頂いた恩返しのため、穴水町の力になれるよう頑張ります」と決意を語りました。
■八女市の未来を担う子どもたちのために
3月11日(月)、生命保険会社4社(損害保険ジャパン株式会社、株式会社みずほ銀行、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社)から、八女市の新入学児童のために交通事故傷害保険付の黄色いワッペンが贈られました。これは子どもたちの通学安全を保護者やドライバーに呼びかけるもので、万が一、登下校中事故に遭い死亡または後遺障害が残った場合は保険金が支払われます。ドライバーの皆さんも、安全運転の心がけをより一層お願いします。
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