文字サイズ
自治体の皆さまへ

健康だより

22/40

福岡県八女市

〔健康コラム〕
◆毎年9月1日~9月30日までは「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」の期間です
~健康寿命を延ばしましょう~

厚生労働省は毎年9月1日から30日までの1か月間を「健康増進普及月間」と定めています。健康寿命を延ばすために、生活習慣病や運動・食事・禁煙などの生活習慣の改善について、一人一人が特に理解し実践していく月間です。八女市でも第3期八女市健康増進計画の基本目標に「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」を掲げ、さまざまな事業を展開しています。
また「食生活改善普及運動」では「食事をおいしく、バランスよく」を基本テーマとし、次の4つの取組を実施しています。

1「主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加」
2「野菜摂取量の増加」
3「果物摂取量の改善」
4「食塩摂取量の減少」および「牛乳・乳製品の摂取習慣の定着」

◆令和6年度テーマは「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠」
▽+10分 「からだを動かす時間をプラス10分」
からだを動かすことは生活習慣病の予防にも効果があります。掃除、買い物、ウォーキングなど今よりも+10分「からだを動かす時間」を増やしましょう。特に正しい姿勢を意識すると、効果がより大きくなります。例えば歩く時は腹筋に力を入れたり、座っている時も背筋を伸ばすなど意識しましょう。
また、座る時間が長い人ほど生活習慣病になるリスクや死亡率が高くなることが分かってきました。デスクワーク等座る時間が長い人は、理想は30分に1回、少なくとも1時間に1回のペースで立ち上がり、少し動くことを意識しましょう。

▽+1皿(70g) 「野菜をプラス1皿(70g)」
生活習慣病予防のためには一日350gの野菜を食べることが効果的と言われています。
農林水産省の調査によると、20歳以上の野菜平均摂取量は約280gでした。あと1皿分(約70g)野菜を摂取するよう心がけましょう。
70g分の野菜(例:トマト1/2玉、きゅうり1本、ピーマン2個、ナス1本、たまねぎ1/4個、ごぼう1/3本等)

▽禁煙
喫煙を続けるとがんになるリスクが高くなります。また、血管を細く硬くする作用もあり、心筋梗塞・脳卒中につながるリスクも高くなります。また、女性の人は妊娠しにくくなったり、肌の調子が悪くなったりとさまざまなリスクがあります。禁煙しましょう!

▽睡眠
令和元年の「国民健康・栄養調査結果」では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の者の割合は、男性37.5%、女性40.6%であり、男性では30代~50代、女性では40代~50代で多いことが分かりました。
生活習慣病に最もなりにくい睡眠時間は7時間と言われています。長すぎても、短すぎでも病気にかかるリスクが上がることが分かってきました。良い睡眠のために、下記のことを心掛けましょう。
(1)就寝前はカフェインなどの刺激物を避ける
(2)できる限り同じ時刻に毎日起床する
(3)規則的な食習慣と運動習慣
(4)寝室の照明を暗くする

問い合わせ:健康推進課保健指導係
【電話】23・1352

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU