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国指定重要無形民俗文化財「八女福島の燈籠人形」公演

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福岡県八女市

今年の芸題:「吉野山狐忠信初音之鼓(よしのやまきつねただのぶはつねのつづみ)」
会場:福島八幡宮境内
公演日時:
〈口開け公演〉9月20日(金)20:00~
〈本公演〉9月21日(土)・22日(祝)・23日(振休)
(1)13:30~
(2)15:00~
(3)16:30~
(4)19:00~
(5)20:30~
※1回の公演時間は約30分
主催:八女福島の燈籠人形保存会

八女福島の燈籠人形は、延享元年(1744)の放生会に人形の燈籠が奉納されたのが始まりと言われています。その後、明和9年(1772)に初めて人形が動くようになりました。舞台の左右の楽屋から繰り出す9本の長い棒と舞台下からの操作で人形を操ります。戦前までは氏子11町内の当番制で奉納上演していましたが、現在は福島校区23町内で保存会を結成し受け継いでいます。昭和52年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

《ものがたりのあらすじ》
壇ノ浦の戦いで平家滅亡の功をたてた源九郎半官義経は、朝廷から兄・頼朝を追討せよとの命を受け「初音の鼓」を賜ります。
義経はこの鼓は一生打つまいと決心しますが、疑り深い頼朝は義経追討の兵を差し向け、義経は追われて大和国吉野に身を隠します。
ほどなく義経を慕う静御前が従者の佐藤忠信に守られ吉野まで会いに行きます。ところがそこにはもうひとりの忠信がいました。義経は本物の忠信を見分けるよう静御前に命じます。静御前はこの鼓を打ちますが、親狐の皮で張られた鼓を慕う子狐が、実は忠信に化けて自分を守っていたことを知ります。その孝心に打たれ、義経は源九郎の名を添えて狐忠信に初音之鼓を与えます。

問い合わせ:文化振興課
【電話】23・1982

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