保健福祉の情報をお伝えします
【令和6年度の特定健診が始まりました】
◆8000円相当が無料!
北九州市では年に一度、40〜74歳の人に特定健診を実施しています。特定健診はメタボリックシンドローム(※)に着目した健診で、高血圧症などの生活習慣病の発症や重症化の予防を目的としています。
※内臓脂肪型肥満に加えて、糖尿病や高血圧症、脂質異常症などを2つ以上併せ持った状態のことです。動脈硬化を進行させ、脳血管疾患や心疾患などを引き起こします。
◆対象
国民健康保険に加入している40〜74歳の人
※対象者には無料受診券を5月中旬以降に送付しています。
※国民健康保険以外に加入している人は、加入している健康保険にお問い合わせください。
◆期間
来年3月31日まで
◆検査内容
身体測定、血圧測定、検尿、血液検査、貧血検査(※)、心電図検査(※)、眼底検査(※)など
※は医師が必要とした場合だけ
◆医療機関
受診できる医療機関は問い合わせを。市のホームページでもご覧になれます。
※医療機関によっては土・日曜日に受診できるところもあります。
※区役所などで集団検診も実施しています。
◆健診結果
原則、2週間以内に受診場所でお伝えします。
◆健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高い人
特定保健指導(医師・保健師・管理栄養士などによる生活指導改善のためのアドバイス)が受けられます。
◆こんなことが分かっています
◇令和3年度に脳血管疾患を発症した人のうち、平成30年度から一度も特定健診を受診していない人は、毎年受診している人に比べて、医療費は約3倍高くなっていました。
↓
健康な時に健診を受診し、生活習慣病の予防や早期発見・治療を行うことが大切です。
◇令和3年度に特定健診を受診し、高血圧で医療機関受診が必要とされた人のうち、未治療の人が約40%いました。
↓
健診を受診したにも関わらず高血圧の治療をしないでいると、脳血管疾患などの重症化につながる恐れがあります。
◆現在、医療機関にかかっている人へ
健診は不要だと思っていませんか?
通院中でも特定健診の検査項目を全て検査していない場合もあります。無料ですので、年に一度は受診しましょう。
◆忙しくて受診できないという人へ
医療機関や区役所などでの集団検診があり、土日に受診できる会場もあります。
毎年、特定健診を受けて、検査結果の変化などを確認し、健康の維持や生活習慣の改善につなげましょう。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問い合わせ:保健福祉局健康推進課
【電話】093-582-2018
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