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あなたが主役 みんなで広める健康づくり

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福岡県古賀市

◆ヘルスアップぷらん~古賀市健康増進計画(第三次)・食育推進計画(第二次)~を策定
令和6年度からのヘルスアップぷらんは、今後6年間における市の健康増進や食育推進の大きな指針になるものです。
従前の計画の4つの柱「たべる」「うごく」「まもる」「たのしむ」を継承しつつ、新たな視点として「(1)朝(午前中)を意識した生活の推進」「(2)計る(測る)を取り入れた生活の推進」を掲げ、改訂した「健康チャレンジ10か条」や新たに作成した「子ども版健康チャレンジ10か条」を軸に据えます。
また、ヘルスアップぷらんは全世代型の計画ですが、特に、健康課題が多い「子ども」「女性」「高齢者」を対象にした重点施策に取り組みます。併せて、人材育成と地域における健康づくりの強化により、全ての市民が自分の健康に関心を持ち、ライフステージに応じた健康づくりに取り組むことで、生涯にわたって健康な生活を続けていけるまちをめざします。

〈計画の4つの柱と新たな視点〉

▽市の課題
計画の見直しにあたって健康データの分析や市民アンケート調査を実施しました。
【健康データの分析で見えてきた課題】
・国民健康保険被保険者・後期高齢者の1人あたりの医療費が年々増加しています。
・小中学生の肥満傾向児が増加している一方、中学生女子の痩身傾向児の割合が国・県よりも高くなっています。など
【市民アンケート調査で見えてきた課題】
・「たべる」の課題
朝食欠食や減塩意識の希薄化、野菜の摂取不足が全世代に見られます。
・「うごく」の課題
30~40歳代の運動習慣割合が低く、特に30歳代は、一日の運動時間が20分以下の運動不足が多くなっています。
・「まもる」の課題
定期的な健康診査を受ける人は増加傾向ですが、20歳代の歯科検診の受診割合が低下しています。
・「たのしむ」の課題
幼児から高校生まで、ゲーム機器やスマートフォンなどの使用が、夜型生活や朝食欠食など、不規則な生活リズムの大きな要因となっています。
また、成人の8割が日頃楽しめる生きがいを持ってはいるものの、地域活動などへの参加意向は低い状況です。特に20~30歳代の参加率が低く、地域とのつながりが希薄化しています。

〈ゲーム機などの使用時間と就寝時刻との関係(小学生)〉
小学生はゲーム機などの使用時間が長いと就寝時刻が遅くなり、睡眠不足に。それが朝食欠食につながっている。

◆自分にあった健康づくり探してみませんか
▽リニューアル 健康チャレンジ10か条
第1条 朝ごはん食べて今日もスタート
第2条 毎食バランス良く一口目は野菜から
第3条 めざせ!おいしい薄味生活
第4条 たのしく歩こう古賀の道
第5条 すき間時間にちょこっと筋トレ
第6条 じっとしないでこまめに動こう
第7条 測って確認自分の健康
第8条 食べて磨いて歯科検診
第9条 笑顔であいさつ楽しいおしゃべり
第10条 早起き早寝でぐっすり睡眠

▽New 子ども版健康チャレンジ10か条
第1条 朝ごはん食べて、やる気!元気!
第2条 毎日野菜を食べよう
第3条 「まごたちわやさしい」※でバランスのとれた食事を
第4条 歩いて(自転車で)学校に行こう
第5条 立腰(りつよう)で筋力アップ
第6条 毎日ていねいな歯みがきをしよう
第7条 家族で決めようスマホやゲームの使い方
第8条 早寝、早起き、生活リズムを整えよう
第9条 笑顔であいさつ楽しいおしゃべり
第10条 悩みがあれば誰かに話そう
※1日の食事で、豆4、ご4ま、た4まご、牛乳(ち4ち)、わ4かめなどの海藻類、野4菜、魚4、し4いたけなどのキノコ類、イ4モ類をそろえて食べること

◆取り入れてみませんか?「朝(午前中)」と「計る(測る)」
▽なぜ朝が大事?
市では、朝食を食べない人が増えています。その原因の一つとして「夜型生活」が挙げられます。夜型生活は、朝食欠食につながるだけでなく、心身の不調やさまざまな問題を引き起こす可能性があります。そこで注目したのが「朝の時間」。まずは早めの就寝で生活リズムを整え、快適な1日の始まりを体感してみませんか。

・「朝活」についてはこちらから
※QRコードは広報紙をご覧下さい。

▽日々の生活に「計る(測る)」習慣を
健康診断(測定)や体力測定はもちろん、血圧や体重測定など、身近なことでも健康に対する意識は変わります。まずは自分の身体の状態を可視化することがたいせつです。
また、調味料の分量や、歩数を計ったりすることで、減塩や運動習慣につながります。日常の計る(測る)を積み重ねることで、将来の健康につなげましょう。

▽重点的な取組
・子ども
「骨」に着目して、食生活や運動・身体活動、生活リズムを整え、肥満や痩せ、将来の生活習慣病予防につなげます。
・女性
それぞれのライフステージに応じた女性の健康増進を図るため、ホルモンバランスを意識した健康づくりを推進します。
・高齢者
疾病の重症化予防と生活機能維持の両面から働きかけることで、健康寿命の延伸を図ります。
・人材育成と地域づくり
地域における健康づくりを支援する「健康づくり等関連サポーター」などの人材育成を行い、健康に着目した地域活動の活性化を図ります。

健康づくりは大切ですが、ひとりで何かをはじめたり、続けることは難しいものです。
家族や地域など、身近な人たちと一緒に取り組むことで、健康づくりの輪を広げていきましょう。

問合せ:健康介護課(サンコスモ古賀内)
【電話】942-1151

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