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自治体の皆さまへ

有事の備えは平事から~これを読んだらすぐに始めて「もしもの準備」~

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福岡県古賀市

「古賀は災害が来ないまち」ってウワサ、ほんとかいな?

◆「絶対に安全な場所」など、どこにもありません!
今、備えよう!自分や家族を守るために
毎年6月から10月頃は、集中豪雨や台風などで河川や水路が増水しやすい時期です。
この時期には、毎年のように浸水被害や土砂災害などで甚大な被害が発生しています。
また、今年1月には能登半島地震という大災害も発生しました。
いつ起こるかわからない災害に備え古賀市は、公的支援である「公助」の取組を行っていますが、大規模災害時には公助のみでは限界があり、「自助」「共助」が重要となります。
災害に対し自分自身や家族で備える「自助」を災害対策の基本とし、災害時には自身の安全を確保したうえで、周囲の人に声をかけるなど「共助」に取り組みましょう。まずは、身の回りの様子を確認してみましょう。
【自助】
自分自身や家族の命・財産を守るため自分で防災に取り組むこと
【共助】
自分たちの安全を確保した後、地域や近所同士で助け合うこと
【公助】
市役所・消防・警察・自衛隊などの公的な支援のこと

▼防災グッズ
▽大事なもの、必要なものをすぐに持って出られますか?
・防災グッズはホームセンターなどで揃えておきましょう。
・ライフラインがストップした時のため、スマホなどのモバイルバッテリーや、カセットコンロとガスボンベを準備しておきましょう。
・大規模災害では、家族の居場所を探すときのために家族写真を持っておくのがおすすめです。

▼食料
▽食料の備蓄はできていますか?
特に在宅避難をするときに必要な備蓄品。まずは3日間分の食料、飲料水(3L/日×人数)の確保をしましょう。
特別な非常食でなくても、日頃から食べているインスタントラーメンやレトルト食品も備蓄品になるので、ローリングストック※を心がけて備蓄品を揃えておきましょう。
※普段の食品を多めに買い置きし、賞味期限が近づいたら消費し、その分を買い足すことで常に一定量の食品が備蓄されている状態にすること

▼トイレ
▽災害時用トイレの備えはできていますか?
災害時には断水や下水管損傷でトイレが使えなくなることがあります。
備蓄品には、携帯トイレや災害時用トイレ(5回/日×人数)を備えておきましょう。

▼みぞ掃除
▽側溝に草やゴミが詰まっていませんか?
大雨の際に側溝が詰まっていると、浸水被害のおそれが高まります。日頃から清掃を心がけましょう。

▼強風対策
▽家の外に風で飛びそうなものはありませんか?
台風などで強風が吹き荒れて植木鉢や自転車などが飛ぶと、家や歩行者、車などに被害が出るおそれがあります。家のガラスが割れてけがをすることもあるので、予報が出たら速やかに家の中に入れたり、紐で固定するなどの対策をしましょう。

▼固定
▽家具類を固定していますか?
家具や大型家電の滑り・転倒防止をすることで、家の中での被害を抑えることができます。
また、寝室に家具があると就寝中に家具が倒れ、下敷きになるケースも。寝室には大きな家具をなるべく置かないようにしましょう。

▼防災マップ
▽古賀市総合防災マップを家族で確認して
市では、洪水・土砂災害・地震などの被害レベルを想定したハザードマップを作成しています。自宅のある場所で、どのような被害が起こりうるのか確認しましょう。
また、避難場所や避難経路も家族で確認しておきましょう。

◆消防団で活躍しませんか
1月に発生した能登半島地震では、地元の消防団が救助や避難誘導をするなど、火災以外の防災面でも大活躍しました。
しかし、地域住民が頼りにしている消防団員は年々減少しており、1954年には全国204万人いた団員は現在約76万人にまで減少しています。古賀市の団員数も年々減少の一途をたどり、消防団としての地域防災力は弱まってきています。
消防団は、日頃から予防啓発や災害に対応する力を備えるため訓練を行い、市民の安全安心な毎日をしっかり守っています。
「我がまちを守りたい」「地域のために防災力を高めたい」そんな熱い気持ちのある人は、ぜひ消防団に入団してください。さあ共に、大切な人たちを守りましょう!

古賀市消防団
消防主任
小林 賢太郎

問合せ:総務課
【電話】942-1112

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