◆古賀で見つかった2つの甲冑(かっちゅう)
市立歴史資料館では2つの古墳時代の甲冑を見ることができます。
美明にあった永浦(ながうら)4号墳の眉庇付冑(まびさしつきかぶと)と短甲(たんこう)のセット(県指定考古資料)は、5世紀前半に日本列島で製作された甲冑で、鉄板を鋲留(びょうど)めする技術が朝鮮半島から日本に導入された初期の特殊な甲冑です。
小山田・谷山にある船原古墳の竪矧板革綴冑(たてはぎいたかわとじかぶと)と小札甲(こざねこう)のセットは、6世紀末頃に朝鮮半島で製作された甲冑で、縦長の鉄板を革紐で綴じた冑(かぶとの模型と小札を展示しています。2つの甲冑は、製作時期や製作地の特徴をよく表しています。解説もありますので、違いを確かめてみてください。
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