■12月4日〜10日は「人権週間」です
昭和23年12月10日に、国際連合で世界人権宣言が採択されました。日本では、昭和24年から毎年12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定め、人権啓発活動が全国で展開されています。
インターネット、SNSにおける誹謗中傷や新型コロナウイルス感染症に関連した差別や偏見など人権は遠くの「誰か」の問題ではありません。
誰もが安心して暮らせる社会のために、人権を尊重することを考えてみませんか。
本号では、人権に関する町や町内小中学校の取組み等を紹介します。
■“人権の花運動”
今年の”人権の花運動”は大堰小学校の3年生が取り組みました。この運動は、子どもたちが協力し、ひまわりの種を育てることによって、生命の尊さを実感し、その中で豊かな心を育み、優しさと思いやりの心をもつことを目的とし毎年行っている人権啓発活動です。夏には元気なひまわりの花が咲き、その後たくさんの種が採れました。11月14日(火)に採取した種を風船につけ、みんなの想いをのせて飛ばしました。
▽相談窓口
家庭内のもめごとや学校、職場、地域の身近なことから人権について考え、一人ひとりが人権意識を育てていきましょう。トラブル、いじめや差別など、悩みや困りごとがあったら、どんなささいなことでも、一人で悩まずご相談ください。無料で相談に応じます。
▽人権擁護委員による人権相談
日時:12月8日(金)午後1時〜4時
会場:
・第1会場…ぬくもりの館大刀洗
・第2会場…就業改善センター
人権擁護委員による相談は毎月第3金曜日にぬくもりの館大刀洗でも開催しています。
※今月は第2金曜日に実施。
問合せ:福祉課障がい福祉係
【電話】77-2266
■町内の小・中学校での取り組み
町内の小・中学校では、他の人の立場に立って考える想像力や共感力を育み、人権が尊重される学習活動づくりや環境づくりが各領域で進められています。
子どもたちが差別や偏見をもたず、互いのよさや可能性を認め合えるように学習を重ねています。地域にも広げていってほしいとい思い、学習の一端を大刀洗町人権・同和教育推進協議会学校教育推進部会よりご紹介いただきました。
一人ひとりの人権が尊重される社会の実現に向け、家庭や地域でも人権について考えてみましょう。
●大刀洗中学校人権についての作文
※作品詳細は、本紙またはPDF版17ページをご覧ください。
▽菊池小学校
心のつぼみ〜よさや頑張りを見つけよう!〜
▽大刀洗小学校
運動会で見つけた思いやり
▽大堰小学校
思いやりのにじ
▽本郷小学校
いいとこみつけ
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