生活していくうえで必ず出る「ごみ」。普段出している「燃えるごみ」の中には資源化できるものもあり、取り出すことで資源に生まれ変わります。資源を循環させることで環境負担や町の財政的負担軽減につながります。
そこで今回は、町のごみの量や処分費用などの現状や資源化の方法などをご紹介します。
■ごみの現状
▽燃えるごみ量の推移
町では人口の増加や新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛でおうち時間が増えたことから、燃えるごみの量が増加しました。令和4年は新型コロナウイルスの終息に伴いおうち時間が減ったことから、ごみの量が減少しています。
■ごみの出し方
町では、次の方法でごみを出すことができます。
(1)家の前(週2回)…「燃えるごみ」・「古紙」・「古布」
(2)集積場(月1回)…「資源ごみ」・「不燃ごみ」・「粗大ごみ」等
(3)MEGURU STATION(めぐるステーション)(毎日)…「資源ごみ」
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収集・運搬…有限会社三輪産業
▽有限会社 三輪産業 道久嘉朗さん
燃えるごみは、生ごみの水切りをしていただくと、運搬や焼却時に助かりますのでご協力をお願いします。その他ご不明な点は気軽にお声掛けください。
■資源回収ステーション「MEGURU STATION」とは?
家庭から出る資源を回収する場所として利用できます。町内の各校区センターに設置しています。
MEGURU STATIONでは、きれいに洗った16種類の資源を無料で出すことができます。
▽出せる資源
・ペットボトル
・スチール缶
・たまごパック
・色柄トレー
・びん(茶色)
・紙パック
・使用済みボトル
・アルミ缶
・雑がみ
・白色トレー
・びん(無色透明)
・びん(その他色)
・透明容器
・詰め替え用パウチ
※生ごみと容器包装プラスチックはふれあいセンターのみ
▽利用方法
直接、各会場に資源を持ち込む。
※初回利用時のみ、MEGURU STATIONのLINEで友達登録するかスタンプカードを会場でもらう必要があります。
場所・利用時間:
・大堰交流センター…午前7時~午後7時
・ふれあいセンター…午前8時30分~午後5時(毎週水曜・日曜日は休み)
・南部コミュニティーセンター…午前7時~午後7時
・就業改善センター…午前7時~午後7時
▽地域活性化企業人 めぐるステーション担当 髙田さん
日常のごみ出しをきっかけに地域の皆さんと交流できる場所です!
ご来場お待ちしています!
■ごみ袋の中身を見てみよう
一般的な家庭から出る「燃えるごみ」袋の中身は図1ようになっています。図1のとおり燃えるごみの中には資源化できるものが多く含まれています。
取り出せる資源はどんなものがあって、どんな方法で出すことができて資源化されるのでしょうか?
▽図1
図1で資源化できるものが約69%も含まれています。
▽生ごみ
野菜くずなどの生ごみは大量に水分を含んでおり、燃やすには大量のエネルギーが必要となります。次の方法で減量化をしましょう。
水切り:生ごみを絞って捨てることで含んだ水分を減らせます。
生ごみ処理機:電気で熱風を発生させ、生ごみをパリパリに乾燥させます。水分だけでなく、臭いも軽減できます。
コンポスト:コンポストは庭などにコンポストを設置し、生ごみをそのまま投入することでたい肥化できます。
町では購入した方に対する補助を行っています。
補助率:購入金額の40%(上限25,000円)
▽ペットボトルキャップ
町で集めたペットボトルキャップは、業者が破砕し、資源化することで再利用されます。
出せる場所:役場、各校区センター、町内保育園、小学校など
▽雑がみ
お菓子の箱や箱ティッシュなど「紙」マークのものは雑がみとして出すことで、雑誌から紙に生まれ変わります。
出せる日:
・大刀洗・菊池校区…木曜日
・大堰・本郷校区…金曜日
▽廃プラスチック
ハンガーなどの「プラ」マークがないプラスチック製品は次の場所で出すことができます。(ハンガーや風呂イス、衣装ケースなど)
出せる場所:役場玄関西側
▽令和4年度リサイクル実績
・雑がみ・ダンボール…363.8t
・廃プラスチック…2.1t
・食品トレー…0.57t
・廃油…0.68t
これらの資源は焼却処分されず、適正な処理を受けて生まれ変わりました。
■混ぜればごみ、分ければ資源
町では、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3RにCommunity(コミュニティ)を足した「3R+C」の取り組みを実施しています。
今一度、資源化を自分ごとととらえて、燃えるごみの中身を確認し、資源の分別に取り組んでいただきますようご協力をお願いします。
一人ひとりの取り組みがごみの減量化につながります。
問合せ:住民課生活環境係
【電話】77-2141
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