人と人とがつながり、支え合う地域をみんなでつくるために
《子育て支援》
《特別支援教育推進協議会》
※この協議会は、小中学校、幼稚園、保育園、教育委員会、健康課、福祉課、社会福祉協議会等の職員で組織しています。今後も「れいんぼー便り」を通して、子どもたちについての情報を発信していく予定です。
■球技や板書が苦手?『眼の動き』が原因かも?!
球技や板書が苦手なことはありませんか?その原因の一つに、視覚機能(ものを見る力)の弱さからきている場合があります。近年、スマートフォンや携帯ゲーム機の普及により、眼を動かすことが発達していないこどもたちが増えています。眼を動かす力が弱いことで本が読みづらくなったり、字を書き写すことが苦手になったりすることがあります。
私たちは情報の8割を眼から得ているといわれています。眼から得た情報は、脳で処理され、その情報をもとに体を動かすという一連の動きを「視覚機能」といいます。
今回は、視覚機能を少しでも向上させるためのトレーニング方法をご紹介します。
視覚機能を高めるためのトレーニング(楽しみながら挑戦してみましょう)
●〇〇みっけ!
▽ボール遊びが上手になりたい子におすすめ
特定の物を体を動かしながら眼で探すことで視覚機能を高めることができます。
▽トレーニング方法
冷蔵庫やホワイトボードに動物やアニメのキャラクターなどのイラストをさまざまに貼り、その中から特定のものを探す。
▽こちらもおすすめ
部屋の中に「いつもは置いていないもの」をたくさん置いて、その中から特定の物を見つける「お部屋でみっけ!」もおすすめです。
●オリジナル点つなぎ
▽字を書くことが上手になりたい子におすすめ
真似して描くことで、眼の筋力を高めることができます。
▽トレーニング方法
(1)マス目のある紙を2枚用意して、1枚に点や線を書き込んで、「見本」を作る。
(2)残りの1枚に、見本と同じものを、まねして書く。
☆完成するまでの時間を計ってタイムアタックに挑戦してもいいですね。
昔ながらの遊び(けん玉、ビー玉、お手玉、ヨーヨー、あやとりなど)には眼と体を使う運動や視空間認知力を高める運動の要素が入っています。
昔を思い出してお子さんと一緒に遊ぶのもいいですね。
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