■良い睡眠のために、出来ることから始めよう!
週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです。睡眠負債(※)を抱えたままにしていると、うつ病などのこころの病気や、肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病、脳梗塞など身体の病気のリスクも高めます。逆に、良い睡眠は、業務効率を良くします。
睡眠は、量と質の両方が大切です。仕事や家庭の時間を工夫し、毎日、最低でも6時間以上の十分な睡眠時間の確保と、睡眠の質を高めましょう。
(※)睡眠負債とは、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態。
▼朝
▽朝の習慣
朝起きて、朝日を浴び、朝食を食べる
↓
体内のリズムがリセットされ、夜になると眠たくなります。
▼昼
▽運動習慣
日中は積極的にからだを動かす
↓
日常生活の中で、息が弾み汗をかく程度の適度な運動習慣による疲労感が、良い睡眠につながります。難しい場合は、日常生活で5分でも身体を動かすことを意識しましょう。
▼夜
▽食習慣
カフェイン・飲酒・喫煙・塩分を控える
就寝間際の夕食、夜食は控える
↓
カフェイン・ニコチンは覚醒作用があり、アルコールは眠りの質を下げます。
▽入浴習慣
入浴により体を温める
↓
身体を温めると、眠りにつきやすくなります。
入浴は1~2時間前が有効です。
▽光の調節
夜間のパソコン・ゲーム・スマホ使用は避ける
↓
寝る前に電子機器の強い光を浴びると、体内のリズムが乱れます。
▽就寝前の習慣
寝る前のルーティンを見つける
↓
ストレッチや音楽鑑賞などで、寝る前の1時間はリラックスしましょう。
▽寝室の環境
寝室はなるべく暗く、心地よい温度、静かな環境を整えましょう
↓
心地の良い環境が、眠気を催すホルモンを分泌させます。
良い睡眠に向け対策しても、改善されない場合は、早めに専門医にご相談ください。
問合せ:健康課健康推進係
【電話】86-8450
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