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大川っ子の健やかな成長のためにー“新”安心ネット宣言ー

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福岡県大川市

現在のネット社会において、利用者の低年齢化や長時間利用による生活・学習習慣への悪影響、青少年が犯罪の被害者や加害者になるなど、多くの問題が生じています。大川市においては、小・中学生のスマートフォンやオンラインゲーム機等の所持率や、インターネット利用は年々増加しています。また、小・中学校ではタブレットを活用した授業も行われています。
インターネットはとても便利なツールではありますが、使い方によっては危険と隣り合わせでもあります。未来を担う子どもたちが、インターネット利用に関するリスクを知り、適切な対応を理解した上で、スマートフォン等を正しく利活用できる環境を整えていくことが重要です。

■安全なネット環境づくり
子どもたちの安全のために「フィルタリング」を活用しましょう。フィルタリングは、個別に利用を許可したり、利用時間を設定したり、色々なことができます。目的や子どもの発達段階に応じて柔軟に活用しましょう。
~フィルタリングはどうやるの?~
・携帯電話(スマートフォン)…携帯電話会社もしくは販売店へお尋ねください。携帯電話会社は青少年が使用する場合、保護者から不要との申出がない限り、フィルタリングを提供する義務があります。
・パソコン、タブレット端末、ゲーム機など…製造元や販売店へお尋ねするか、市販のフィルタリングソフトをご検討ください。

■家庭内でのルールづくり
低年齢のうちからスマートフォン等の不適切な利用によるリスクについて家庭で話し合い、インターネットを正しく利用するためのルールを決めましょう。子どもたちの発達段階やインターネットに関する知識、コミュニケーション能力に合ったルールづくりを心がけ、成長・能力向上にあわせて見直しましょう。

■インターネットを適切に活用する能力を高める取組
インターネットは危険性がある一方で、適切に使うことにより便利で豊かな生活を送ることができるものです。子どもたちが自分で考え、インターネットを適切に活用できる能力を身につけられるよう、入学式や卒業式等の場を活用した説明会や、学校のタブレット端末の利用に関するルールづくりなど、家庭・学校・地域が連携し取組を進めていくことが必要です。

インターネットの活用に慣れた現代の子どもたちは、フィルタリングを自力で解除したり、フィルタリングの抜け道を見つけて友人同士で情報共有したりして、保護者の知らないところでインターネットを自由に利用することができるといわれています。一方的に利用を制限するのではなく、家庭でしっかり話し合うことが大切です。

大川市では、子どもたちの健やかな成長のために、そして未来を生きる子どもたちを守るため、令和3年に「“新”安心ネット宣言」を作成しました。

問合せ:生涯学習課文化・社会・人権・同和教育係
【電話】85-5618

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