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自治体の皆さまへ

わがまちをつくるひと vol.3

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福岡県大川市

■地域コーディネーター(地域学校協働活動推進員)椛島(かばしま)元(はじめ)さん
1961年生まれ(62歳)大川市出身。川口校区在住。
川口小・大川南中を経て、伝習館高校、福岡教育大学へ進学。同大学を卒業後、市内の小・中学校(保健体育科)で教員として勤務。その間、マサチューセッツ大学に短期留学し、社会教育を学ぶ。また、行政職で市教育委員会(派遣)・県教育庁・県社会教育総合センターで社会教育主事・指導主事に従事。退職後はふれあいの家次長に就任、現在は川口コミセン所長(協議会:局長)を務める傍ら、市社会教育委員、地域コーディネーター等を委嘱され兼務。また、市スポーツ少年団本部長、サッカー協会副会長、スポーツ協会・スポーツ推進委員会役員等も兼任し、市や地域のスポーツ振興・発展にも尽力。

◇子どもの育成と地域の活性化〜未来志向のコミュニティづくり〜
《Q》地域コーディネーターの役割等について教えてください。
《椛島》地域と学校を結ぶ調整役で、学校の教育活動での支援に関して、意欲のある地域ボランティアの方を紹介・斡旋等することです。
学校・先生方の負担軽減と効率化を図るため、コミセン内に活動本部を立ち上げ、学校ボランティアコーディネートシステムを構築しました。
また、子どもたちの育成のために、様々な体験活動を企画・立案をしています。

《Q》子どもの体験活動とは、具体的にはどんなことをされていますか?
《椛島》学校では、米・野菜づくりなどの学習支援や花壇・庭園・芝生などの環境支援。地域では、コミセン寺子屋、陶芸体験、スポーツ体験などを行っています。

《Q》椛島さんは少年サッカーの指導もされていますよね?
《椛島》少年サッカーに携わり、40年以上になります。倉重市長も教え子の一人です。
現在は市内の企業様に協賛をいただいて、年長児・小学1・2年生を対象に「キッズスポーツチャレンジスクール」を実施しています。ボール運動を中心に、体力の向上、スポーツの楽しさや仲間と活動する喜びを味わうことを趣旨に、指導に関わっています。

《Q》サッカーに対する思いと、指導のモットーについて教えてください。
《椛島》サッカーは自身が小学生のころから打ち込んできましたので、ライフスタイルから外せません。
指導者として、技量向上のため、Jリーグ・コーチングライセンスも取得しました。
子どもをほめることや一人ひとりの課題に寄り添う指導を心がけています。その結果、子どもたちのおかげで、県・九州・西日本を制覇し、全国大会出場も果たすことができました。子どもたちから教えてもらったことや学んだことがたくさんあります。

《Q》椛島さんのこれからの目標をお聞かせください。
《椛島》子どもの育成に今後も関わり、元気をもらいたいです。
生涯学習については、気力・体力が続く限り、ボランティア活動を行います。また、大学や研究機関でさらに学び、実践記録や論文等を執筆したり、著書に残したりできればいいなあと思っています。(笑)

《Q》最後に今後の大川市にどのようなことを期待しますか?
《椛島》子どもは地域の宝です。その育成に子育て世代、高齢者等も関わる中でコミュニティが形成され、地域も活性化していくと確信しています。
大川市には、未来を担う子どもの育成と未来志向のコミュニティ形成の支援継続を今後とも期待しております。子ども育成やサッカー、コミュニティづくりについての熱い思いを語ってくれた椛島さん。今後益々のご活躍を祈念申し上げます。ありがとうございました。

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