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自治体の皆さまへ

特定外来生物「アライグマ」に注意してください!

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福岡県大川市

アライグマは北米大陸を原産とする動物で、日本にはペット等として輸入され、その後全国各地で逃げ出したり捨てられたりした個体が野生化し、繁殖を繰り返して分布を拡大しています。また、見た目がタヌキやアナグマに似ていますが、長い尻尾に5~6本のしま模様があるのが特徴で、暑さや寒さに強く、夜行性で何でも食べる雑食性の動物です。日本では、生態系などに被害を及ぼすとして「特定外来生物※」に指定されています。市へも目撃情報や相談が寄せられており、被害に遭わないように対策を取ることが必要です。

※特定外来生物…元々、日本にいなかった外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすとして国が指定するもの。飼育・保管・運搬・販売・譲渡・輸入などは原則禁止。また、鳥獣保護管理法の規制により、許可なく捕獲することはできません。

●対策
〇家屋などへの侵入経路をふさぐ
アライグマは約10cm角の隙間があれば、入り込めます。家屋への浸入をふさぐため、縁の下や通風口、屋根と壁の隙間をふさぎ、侵入経路を断つことが有効です。

〇生ごみや果実を放置しない
野菜くずなどは、放置しておくとアライグマを呼び寄せるだけでなく、栄養状態を良くし、個体数を増やす一因となります。ふた付きのごみ箱に入れるなど食べられない対策をしましょう。

野生の生物は、ペットと異なり凶暴で、病気に感染している可能性もあります。
見つけてもむやみに近づいたり、触ったりしないこと。
発見したら、可能な限り「静止画」または「動画」を撮影し、情報提供をお願いします。

問合せ:環境課
【電話】87-6789

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