地域包括支援センターは高齢者のための総合相談窓口です。
■地域包括支援センターとは?
高齢者の皆さんが住み慣れた地域で、安心して生活できるよう、相談を受け付けています。相談料は無料です。お気軽にご相談ください!
■どんな人が働いてる?
保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員、看護師、介護支援専門員などの専門職が働いています。
■誰が相談できる?
本人、家族はもちろん友人、知人や近所の人など本人のことを心配するすべての人が相談できます。
■場所はどこにあるの?
大木町役場の1階 健康福祉課の中にあります。
■相談方法は?
窓口での相談はもちろん、電話やメールでの相談も受け付けています。
【電話】0944-33-0657
【E-mail】hukushi@town.ooki.lg.jp
■どんな相談ができる?
▽介護のこと
・介護保険を利用したいんですが、どうしたらいいですか?
・要介護の認定を受けましたがどうしたらいいですか?
▽お金・財産管理の不安
・最近物忘れがひどく、お金の管理ができなくなってきました
・支援をしてくれる人がいないので、手助けしてくれる人を探しています。
▽認知症に関する悩み
・物忘れが目立つようになりました。
・頻繁に「物が無くなった」と言ったり、家を出て帰れなくなったりすることがあり、困っています。
▽家族のこと
・自宅で介護をしていますが、介護の仕方で悩んでいます。
・親が自宅で転倒することが増えて、けがをするようになりました。
▽生活全般のこと
・一人暮らしをしていますが、ゴミ出しが大変です。
・調理や買い物に困っています。
・近所に心配な高齢者がいます。
この他、高齢者に関する相談や悩みを受け付けています!
■相談したらどうなるの?
▽包括支援センターへ相談
・助言・説明
その場で助言をしたり、制度などの説明をします。(成年後見制度や介護保険など)
・制度・サービスの紹介
相談に対する関係機関や制度につなぎます。(医療機関など)
・訪問(状況確認)
自宅などを訪問して状況確認を行います。
・関係機関につなぐ
福祉サービスや町のサービスなどを紹介します。(配食サービスや介護施設など)
▽事例(1)
一人暮らしで身寄りのないAさんは、生活する中で不安を感じることが多くなりました。Aさんの今後を心配した民生委員さんは何か支援できないかと地域包括支援センターに相談をしました。
Aさんの困りごと
・掃除や買い物を1人でできなくなった
・人と話したいが、話し相手がいない
・財産の管理をしてほしいが、頼れる人がいない
↓
相談をうけて
・介護認定を申請し、デイサービスやヘルパーの利用開始
・成年後見制度※の申立てを支援
地域包括支援センターのサポートを受けたAさんは、安心して元気に生活を続けています。
※成年後見制度…ひとりで決めることに不安や心配がある人を法的に保護し、意思決定を支援する制度です。選ばれた後見人が本人の意志を尊重しながら、お金の管理や契約を行います。
▽事例(2)
奥さんと二人暮らしをしているBさん。自宅での生活は難しいのでは?と思い、別宅に住む娘さんが地域包括支援センターに相談しました。
Bさんの困りごと
・足取りが不安定で転倒が多い。
・家に閉じこもりがち。
↓
相談をうけて
・介護保険で自宅に手すりを設置
・歩行器の借り受け
・通所リハビリの利用
様々なサービスを受けることができ、Bさんは前以上にいきいき元気に自宅で生活を続けています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>