■基本理念
住み続けたいと思える 持続可能な循環のまち おおき
■大木町自治総合計画 後期基本計画がスタート
2021年度から2027年度までを期間とする自治総合計画のもと、行政と地域が協力して、計画で定めた町の将来像の実現を目指しています。
自治総合計画は基本構想と基本計画(前期3年・後期4年)で構成され、本年度から後期の基本計画のもとで取組みがスタートします。
さらに後期計画は、行政が取り組む政策・施策を定めた「行政経営計画」と、地域が主体となって各校区の課題を解決し、安心して暮らせる地域づくりを行っていくための方向性を示した「校区づくり計画」で構成されています。
◆校区づくり計画
校区づくり計画は、校区ごとに住民が主体的に取り組む事業や活動を示したものです。
地域の自治組織(自治区・行政区)を基本として、校区のつながりを深める活動を行っている校区協議会や活性化委員会を中心に、およそ2年間かけて校区ごとに「校区づくり計画」が策定されました。
「校区づくり計画」は、次ページから校区ごとに概要を紹介します。
◆行政経営計画
前期計画の政策・施策体系を基本的に継承しつつ、新たな課題の整理や、効果的な業務効率化などを図り、25の政策と59の施策のもとで事業を行っていきます。
◇後期計画で新たに取り組んだり大きく手法を変えて取り組む事業
(1)廃菌床を活用したカブトムシ育成業を支援し、町内産業の付加価値創出を図ります
(2)WAKKAで移住定住策と空き家対策を一体的に行います
(3)子育て支援センターを「こども家庭センター」に改め、子育て支援の充実を図ります
(4)生活困窮支援やDV問題などの相談窓口を一元化し、総合福祉支援体制の充実を図ります
(5)電子化、DX化による行政組織の効率化とマイナンバーカードによる証明書のコンビニ交付導入など(令和7年1月予定)住民サービスの向上を図ります
毎年1月に行う「まちづくり町民アンケート」によって、町の将来像の達成度を評価しています。町民アンケート結果は、毎年5月に町ホームページに公開するほか、11月の広報紙で町の決算報告とともにお知らせしています。
◆大溝校区 校区づくり計画
いつまでも安心して住み続けられるまちづくりに向けて
◇全ての世代が主役となり、みんなで盛り上がり、ワクワクする魅力ある大溝校区
〔取組事業〕
・みんなが参加できるウォーキング・ラジオ体操
・花植え(共有地、各家庭)をして景観整備
・各自治区に部会などを作る
・石丸山公園桜まつり・ホリーナイト
・しゃれたカフェ(サロンなど)
・むかしの遊びや料理など子ども達への伝承
・大溝小学校収穫祭
・みんなで社会科見学in大溝校区
・転入者歓迎会・お花見会・お月見会・クリスマス会
・情報共有のための大溝新聞の発行
・秋の文化祭楽器発表会・カラオケ大会
・キャンプ・キャンプファイヤー
・校区全体の大溝まつり(夏まつり、盆踊り)
◇あいさつがあふれ、みんなで支えあって笑顔で暮らせる安心安全な大溝校区
〔取組事業〕
・ながら見守り
・「ながら見守り」などに活用できるベンチの設置
・わんわんパトロール
・青色防犯パトロール
・見守り活動を充実するための帽子などを準備
・事業所の見守り活動の協力
・あいさつ運動(スタンプラリー・あいさつ大会)
・回覧板などを使って情報共有
・身近な公民館を活用した昼食会などの交流事業
・危険箇所点検とその結果による行政への提案
・避難訓練、救命訓練などの講習会
・石丸山公園での危険回避体験
◇地域に住むみんなで繋がり、ふるさとの伝統文化や行事、自然豊かな環境を未来に繋ぐ(継承する)大溝校区
〔取組事業〕
・もちつき大会・雑煮会
・堀のある風景コンテスト
・石丸山公園でネイチャーゲーム・堀干し祭り
・藻揚げ、ごみ揚げ、堀干しなどの維持管理
・校区で川祭り・左義長大会
・農業・農作業やヒシの収穫体験
・食文化を伝える料理教室
・特産物を使った料理や特産物の販売
・川祭り、豆観音など伝統行事のマニュアル作成
・しめ縄づくり講習会・藍染め、手織りなど久留米絣体験
・伝統文化、伝統行事などを知る学習会と担い手の育成
▽ふるさと大溝ワクワク大作戦
すべての世代が主役となって、みんなで盛り上がり、ワクワクできる事業を行っていくことを1つ目のテーマに。そして、2つ目のテーマでは、あいさつをお互いにし合って、皆さんが笑顔で安心して暮らせる大溝校区に。3つ目は、地域に住む皆さんがつながって、各地区の伝統文化や行事、自然豊かな環境を次世代の人たちに継承していける校区づくりをテーマにしています。ワクワクする大溝校区を皆さんと一緒に作っていきたいですね。
大溝校区コミュニティ活性化委員会会長 井手正宏(いでまさひろ)
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