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自治体の皆さまへ

事前の備えで命を守る

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福岡県大木町

これから秋にかけて、前線や台風の影響で、大雨や河川の氾濫などの自然災害が全国的に発生しやすくなります。町でも平成24年の九州北部豪雨や令和3年8月の大雨などで多くの被害が発生しました。
また、昨年7月の大雨でも、かさ上げを進めている山ノ井川の堤防から、計画を超える雨量により水があふれました。自分や家族の命を守るために、事前に災害への備えをしておきましょう。

■備え1 ハザードマップを確認
ハザードマップには地震や洪水など、自然災害の種類に応じて、被災想定区域や避難場所などの防災関係施設の位置が記載されています。
自宅や親戚・知人宅での安全確保が可能な人は、必ずしも避難所に行く必要はありません。どこに避難するか事前に相談しておきましょう。
町では、状況に応じて指定避難所を順次開設します。水害の場合は、地震と比べて雨の降り始めから災害発生までの時間があります。
自ら情報収集を行い、早めに行動することで、安全に身を守れる確率は高くなります。

■備え2 避難するタイミングを確認
「いつ」「誰が」「何をするのか」を事前に確認しておきましょう。また、避難行動をとるために、気象庁や町が発令する避難情報を正確に入手しましょう。避難に時間のかかる高齢者や体の不自由な人は、警戒レベル3「高齢者等避難」で安全な場所に避難しましょう。警戒レベル4「避難指示」では全員安全な場所に避難しましょう。

~警戒レベルと開設する避難所~

▽警戒レベル3 高齢者等避難発令時
(1)子育て交流センター
(2)総合体育館
(3)大溝小学校
(4)大莞小学校

▽警戒レベル4 避難指示発令時
(1)子育て交流センター
(2)総合体育館
(3)大溝小学校
(4)大莞小学校
(5)木佐木小学校
※(1)と(2)の収容人数を超えた場合に(5)を開設します。

▽大規模災害発生時
(1)~(5)に加えて次の施設を避難所として追加します。
(6)大木中学校
(7)大木町柔剣道場
(8)大溝保育園

〔福祉避難所〕
配慮が必要な人への支援が必要な場合は、次の施設を開設します。
(9)健康福祉センター

■備え3 避難するときのポイントを確認
(1)最新の情報を入手
最新の気象情報や町からの避難情報を入手する。

(2)動きやすい服装で
荷物は最小限にして背負い、両手が使えるように必要な物だけを持って避難する。

(3)運動靴で避難
長靴は水が入って重くなり、動きにくくなるので、ひもで締められる運動靴で避難する。

(4)早めの避難
台風や大雨の情報に注意を払い、早めに避難または避難ができる準備を行う。

(5)河川や堀には近づかない
増水した河川や堀の様子を見に行くことは大変危険なため、近づかない。

(6)逃げ遅れたら、少しでも高い場所で救助を待つ
冠水した道路や暗くなってからの避難は大変危険なので、逃げ遅れたら無理をせず、高い場所で救助を待つ。

■~避難するときの情報収集方法~
▽福岡防災ナビ・まもるくんの登録を
気象庁が発表する各種気象注意報・警報(地震、台風など)、町からの避難情報など、現在地の位置情報に応じた防災情報などを入手することができるアプリです。重要な情報源となるため、ぜひダウンロードをお願いします。

▽気象庁ホームページ
あなたのまちの防災情報(大木町)
大木町の気象情報や発表中の防災情報を確認できます。

▽洪水情報が緊急速報メールで配信
筑後川・矢部川で氾濫の危険が高まった時に緊急速報メールが自動で配信されます。雨の降り方や筑後川・矢部川の今の水位を確認できます。

▽河川水位の確認を
(福岡県総合防災情報ホームページ)
山ノ井川(十間橋)、花宗川(筑後市下北島)などの水位を確認できます。

問合せ:総務課
【電話】0944-32-1035

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