冬至・夏至・春分・秋分などがよく知られている「二十四節気(にじゅうしせっき)」は、伝統的な暦の一つで、季節の移り変わりを表す言葉として古くから使われています。一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分け季節をあらわす名前がつけられています。「二十四節気」は、太陽の動きで日にちが決まるため、その年によって一日程度前後することがあります。
11月になると先ず訪れる節気が「冬が立つ」と書く「立冬」です。今年の立冬は11月7日ですが、立冬を迎えると、暦の上では冬が始まります。冬物の衣類や暖房器具の準備をするのもいいかもしれません。
毎日忙しくしていると、季節の変化に気付けずにいることもあります。実際の季節感とは多少ズレを感じることもある「二十四節気」ですが、自然や季節の変化を楽しむ素敵な言葉としてだけではなく、心に余裕をつくるきっかけとしても、これからも大切にしていきたいと思います。(伸)
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