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自治体の皆さまへ

ブルーな気持ち 誰にも言えない 7月は同和問題啓発強調月間

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福岡県太宰府市

■それ、マイクロアグレッションではありませんか?
マイクロアグレッションとは、小さい単位を表す「マイクロ」と、他者への攻撃という意味の「アグレッション」を組み合わせた言葉で、日本語で小さな攻撃性と訳されます。
他人を傷つける意図はなく発した言葉や行動でも、結果として相手を傷つけてしまうことがあります。意図がなければ問題ないでしょうか。
「男性なのに、料理上手ですね」
「新入社員なのに、元気ないね」
「ハーフだから、英語しゃべれるよね?」
「部落差別って今もあるの?」
わたしたちの日常生活に、マイクロアグレッションは潜んでいます。だれもがいきいきと輝くまち「だざいふ」を、ともに築いていくために、7月の同和問題啓発強調月間を機会に、何ができるか一緒に考えてみませんか。

「部落差別ってい今もあるの?」
「私には関係ないし、考えたことないなぁ」
「わかってほしいけど、言えない…」
わたしたちの何気ない言葉や行動が誰かを傷つけているかもしれません。

■市主催講演会「部落差別におけるマイクロアグレッションとは?」
身近に潜む部落差別を、近年注目されるマイクロアグレッションという概念とともに考えます。

日時:7月13日(土) 午前10時~正午(午前9時30分開場)
場所:プラム・カルコア太宰府(中央公民館)市民ホール
講師:内田 龍史(うちだりゅうし)さん(関西大学教授)
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(文学)。専門は差別と共生の社会学。
料金:無料
申し込み:不要
託児:あり(無料・前日までに要予約)
その他:手話通訳・要約筆記があります。

《同日開催 人権パネル展》
時間:午前9時30分~午後1時
場所:プラム・カルコア太宰府(中央公民館)2階 ホワイエ

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■駅の人権啓発看板
人権都市宣言のまち「だざいふ」として、あらゆる差別をなくし、人権文化を築いていくため、西鉄五条駅前に人権啓発看板を設置しました。
右下に二次元コードを掲載しています。スマートフォンから読み込むと、さまざまな人権に関する記事やコンテンツをまとめた市の人権特設サイトへアクセスできます。人権を守るための取り組みや相談窓口も掲載していますので、ぜひアクセスしてみてください。

■人権講座ひまわりへ参加しませんか
さまざまなテーマを通して、一人ひとりが人権について身近に感じ、互いの人権を尊重する大切さについて理解を深める講座です。
多様な人権課題に気づき、考え、行動する人となるために人権講座「ひまわり」に参加してみませんか。

▽日時:8月9日(金) 午後7時~8時30分
場所:太宰府市人権センター
内容:人権講座「ひまわり」との出会い
講師:三島 美智子(みしま みちこ)さん(太宰府市南隣保館 前館長)

▽日時:9月6日(金) 午後4時~5時30分
場所:福岡女子短期大学1号館134講義堂
内容:「生徒の『学びたい』という想いを大切にした公立夜間中学(福岡きぼう中)」
講師:内田 久徳(うちだ ひさのり)さん(福岡市立福岡きぼう中学校 校長)

▽日時:10月4日(金) 午後7~8時30分
場所:太宰府市人権センター
内容:「こどもの意見表明権を考えよう」
講師:楠田 瑛介(くすだ えいすけ)さん(福岡県田川児童相談所児童福祉法務担当 弁護士)

▽日時:10月11日(金) 午後6時30分~8時
場所:国分共同利用施設
内容:きこえない世界ときこえる世界に生きる~コーダとして・手話通訳者として~
講師:山本 美代子(やまもと みよこ)さん(太宰府市福祉課障がい福祉係 専任手話通訳者)

▽日時:10月27日(日) 午前10時~11時30分
場所:プラム・カルコア太宰府(中央公民館)多目的ホール
内容:「絵本の力でこころもからだもゆたかに」
講師:前園 敦子(まえぞの あつこ)さん(子どもの本専門店エルマー 代表)

▽日時:11月8日(金) 午後6時30分~8時
場所:筑紫台高等学校1号館4階視聴覚室
内容:「在日コリアンの人権とヘイトスピーチ問題~多文化共生社会へ向けて」
講師:朴 康秀(ぱく かんす)さん(福岡県同和問題をはじめとする人権問題に係る啓発・研修講師団 講師)

▽日時:12月6日(金) 午後7時~8時30分
場所:太宰府市人権センター
内容:未定
講師:清原 大輔(きよはら だいすけ)さん(部落解放同盟筑紫地区協議会 執行委員)

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■身元調査はお断り
身元調査とは、本人の知らないところで生まれた場所や住んでいる場所、家庭環境などを調査することです。
結婚や就職の際に、身元調査して得た情報をもとに差別が行われることがあります。これにより、プライバシーの侵害や結婚差別、就職差別などの人権侵害につながるおそれがあります。
また、身元調査を依頼することや引き受けることは、差別意識や偏見に基づく行為で、許されるものではありません。人権侵害や差別につながる調査には協力しないようにすることが大切です。

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■「本人通知制度」
市民課窓口で住民票や戸籍謄本などの証明を発行するとき、マイナンバーカードや運転免許証などで本人確認していますが、全国各地で第三者による不正取得事件が後を絶ちません。
そこで、住民票や戸籍謄本などを本人以外が取得した場合、本人に知らせる「本人通知制度」を運用しています。
事前登録が必要ですので、希望する人は市民課へ問い合わせてください。

対象者:市に住民登録または本籍がある人
対象となる証明:住民票や戸籍謄本など
通知期間:登録した日の翌日から3年目の12月31日まで
通知内容:交付年月日、証明書の種別と枚数、請求者の種別(代理人または第三者)登録申請書、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)、代理人の場合は委任状
申請書、委任状はホームページから取得できます。登録は郵送でも受け付けます。

問い合わせ:市民課 市民係
【電話】内線304

◇「部落差別」とは、住んでいる場所や出身地を理由に差別され、全ての人に保障されている基本的人権が侵害されているという日本特有の重大な人権問題のことです。
また、この「部落差別」が存在することによって生じるさまざまな社会問題(経済格差や教育格差、差別行為)を「同和問題」といいます。

問合せ:人権政策課 人権・同和政策係
【電話】内線443

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