■セアカゴケグモに注意してください
特定外来生物に指定されているセアカゴケグモは、令和2年度に市内でも生息と産卵が確認され、7月に三件目の生息が確認されました。
素手で捕まえたり、巣に触れたりすると、かまれてしまい、熱感、腫(は)れ、発汗などが現れ、重症化することもあります。
屋外作業の際は、長袖・長ズボン・手袋などを着用して対策してください。
もしも似たクモを発見した場合は絶対に触らず、殺虫剤や靴で踏みつぶして駆除し、本庁環境対策係へご報告をお願いします。
・セアカゴケグモの特徴
全体が黒色で腹部の背面に赤色(オスは灰白色)の縦斑紋(はんもん)があります。穴や隙間に強い糸で不規則な網を張るため、排水溝のふたや格子の部分、側溝などに生息しています。
◇かまれてしまった時は
かまれた時は、針で刺されたような痛みを感じます。やがて、かまれた部分のまわりが腫(は)れて赤くなります。
悪化すると、重症化することもあるため、温水や石けん水で傷口を洗い、早めに病院で治療を受けてください。
◇その他の特定外来生物にもご注意ください
特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)で、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。
セアカゴケグモ以外にツマアカスズメバチやクビアカツヤカミキリなど、県内で確認されている生物もいます。
普段見かけない生物をみつけた場合は、むやみに近づかないようにし、屋外で作業する時はできるだけ肌の露出を抑えるなどの対策を行ってください。
問い合わせ:本庁環境対策係
【電話】32・0516
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