厚生労働省 令和5年度インフルエンザQandA改編
Q1)インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?
A)下記の内容に気をつけてください。
・流行前のワクチン接種
・外出後の手洗い等
・適度な湿度の保持
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・人混みや繁華街への外出を控える
・室内ではこまめに換気をする
Q2)ワクチンの効果、有効性について教えてください。
A)インフルエンザワクチンの最も大きな効果は『重症化』を予防することです。発症後、多くの人は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする人や亡くなられる人もいます。これをインフルエンザの『重症化』といいます。
特に基礎疾患(慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、糖尿病など)のある人や高齢の人では重症化する可能性が高いと考えられています。国内の研究によれば、インフルエンザワクチン接種により、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者では34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
(※1)現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
※1:平成11年度厚生労働科学研究費補助金新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」
Q3)インフルエンザの重症化のサインとは?
▽お子さんの場合
・けいれんしたり、呼びかけに答えたりしない
・呼吸が速い、苦しそう
・顔色が悪い(青白)
・嘔吐(おうと)や下痢が続いている
・症状が長引いて悪化してきた
▽大人の場合
・呼吸困難、または息切れがある
・胸の痛みが続いている
・嘔吐(おうと)や下痢が続いている
・症状が長引いて悪化してきた
◆今後の行事(10月、11月)
・内容によっては、事前に予約が必要なものや対象者が限られる場合があります。詳しくは健康こども課健康対策係までお問い合わせください。
※離乳食教室の申込み期限は、開催日の7日前までです。
※運動教室には、水筒とタオルをお持ちください。
問合せ:健康こども課健康対策係
【電話】62-1864
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