■令和5年度決算が町議会9月定例会で認定されました。
町が行っている事業は、みなさんの税金や、国・県からの補助金などでまかなわれています。決算は、それらのお金がみなさんの暮らしやまちづくりの中で、どのように生かされたかをまとめたものです。
令和5年度の収入額は71億3,917万円、支出額は70億2,918万円で、1億999万円の黒字でした。
収支の中には、令和6年度へ繰り越した事業費に充てる財源が含まれており、これを差し引くと、実質の黒字額は1億674万円となります。
○収入について
一般会計の収入総額は71億3,917万円で、前年度に比べ12億6,642万円増加しています。収入は、町が確保できる『自主財源』と国や県に頼った『依存財源』に分けることができます。
自主財源とは、町税や使用料、手数料、財産収入、繰入金などのことをいいます。総額は21億5,573万円で、収入全体の30.2%でした。
令和5年度は、町民一人あたり11万9,367円の税金を納めたことになります(令和6年3月31日時点)。
地方交付税などの依存財源の総額は、前年度に比べ11億8,845万円(31.3%)増加しました。その主な要因は、七福団地住宅環境整備事業に伴う国庫支出金と町債の増加で、依存財源が収入全体の69.8%を占める収入構成となっています。
○支出について
支出を性質別に見てみると、人件費、物件費、補助費など、支出の効果が翌年度以降に及ばない『消費的経費』が38億1,796万円で、支出の54.3%を占めています。
また、普通建設事業費など、支出の効果が翌年度以降におよぶ『投資的経費』が17億249万円で、支出の24.2%を占めています。それ以外のその他の経費が15億872万円で、支出の21.5%を占めています。
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