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【人権問題を考える】日本国憲法と基本的人権~5月3日は憲法記念日~

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福岡県広川町

■日本国憲法制定の背景
多くの犠牲者を出した第二次世界大戦の経験を生かし、平和な国を目指すべく、昭和22年5月3日に日本国憲法が施行されました。これを記念して、祝日法(昭和23年に公布・施行)で制定された祝日が「憲法記念日」です。

■日本国憲法の三原則
「国民主権」
国の政治のあり方を決めるのは国民であるということ。
「基本的人権の尊重」
誰もが生まれながらに有する人間らしく生きる権利。
「平和主義」
平和な暮らしを希求するため、ほかの国と戦争しないということ。

■インターネット上で横行する人権侵害
憲法14条は「法の下の平等」について記しており、基本的人権の一つである「平等権」を保証しています。
憲法施行から77年が経った現在、インターネットの普及で気軽に情報を入手できるようになりましたが、誹謗中傷などの悪意のある書き込みにより、インターネット上での人権被害が多発しています。

■人権を守るためのモニタリング事業
広川町では、インターネット上で横行する人権侵害を食い止めるべく、昨年度から「インターネットのモニタリング」を行っています。
これは、インターネットにおける掲示板や交流サイトなどへの悪質な書き込みをモニタリング(監視)することで、人権啓発と差別的書き込みの早期発見・拡散防止などにつなげることが目的です。

■私たちにできること
差別を助長する書き込みやいじめ、暴力などに関するサイトを見つけたときは、サイトの管理者に対して「削除要請」できます。悪質な内容かつ人権侵害が明白である場合は、町や法務局、警察などの公的機関に相談しましょう。
差別のない社会をつくるためには、一人ひとりが考えて行動することが大切です。

問合せ:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】0943-32-0093

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