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自治体の皆さまへ

【学校教育】町内の小中学校の重点目標などをご紹介

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福岡県広川町

各小中学校の校長・教頭に、教育方針や目指す学校のあり方などをうかがいました。

■広川中学校
○石橋由圭校長
23年前、私は広川中学校の音楽教師として悪戦苦闘していましたが、今では当時の生徒たちが保護者として声をかけてくれ、とても勇気づけられています。来校される人たちからは「気持ちのよいあいさつが飛び交い、落ち着いた学校ですね」とお褒めの言葉をたくさんいただきました。広川の子どもたちは人なつっこく、目を見てニコッとあいさつをしてくれます。
「教職員は真面目で、一人ひとりの生徒を大事にし、学年はチームですばやく動く」そんな印象です。
重点目標は「目標をつかみ、伸びにつなげる生徒の育成」です。教育実践のさまざまな場面で、自分自身の伸びを実感することが大切であると考えます。そのために、生徒同士が考えや意見を交わし、問題を解決する場面を意図的につくり、生徒が自己変容を自覚できるような指導を行っていこうと思います。

○清水俊夫教頭
昨年度は、重点目標に設定した「伸びを実感する生徒の育成」に向け、振り返りや小集団での交流、声かけなどの関わりに工夫しながら取り組みました。結果、生徒は自分の伸びを、保護者は子どもの伸びを実感できたと思います。
今年度は、一歩前に進めた重点目標の達成に向け「伸び」を自己評価する基準を明確にし、生徒自身が目標を設定します。そのうえで、さまざまな活動を通して自分の変容を実感し、次の行動や活動につなげることができるように取り組みを進めていきます。

■上広川小学校
○今村洋校長
上広川小学校は、緑に囲まれた自然豊かな学び舎です。保護者や地域の人が積極的に学校に関わってくださり、子どもに寄り添った支援をしていただいています。恵まれた環境で、子どもたちは明るく礼儀正しく育っています。このような上広川小学校のよさをさらに伸ばしていけるよう、職員一同で頑張っていきます。
始業式の日に、メジャーリーグで活躍する大谷選手の生き方を例にあげ、自分の目標に向かって努力することの大切さや素晴らしさについて話しました。すると、子どもたちの目が輝き「自分もやってみよう!」という気持ちがとても伝わってきました。
今何をするべきかをしっかり考え、うまくいかないことや失敗することがあっても、最後まで自分なりに精一杯やってみる。結果より挑戦しようとする気持ちが大切だと思います。「間違ってもいいんだ」「失敗してもいいんだ」と思える集団づくりが安心感を生み出し、確かな学びを作っていくと考えています。

○西村小夜子教頭
元気いっぱいの子どもたちと、あたたかい地域の人の声が行き交う自然豊かな上広川小学校で、4年ぶりに仕事ができることを大変うれしく思います。保護者の皆さまからも「お帰りなさい」と言っていただき、気持ちが引き締まりました。子どもたちが安心して学校生活を楽しめるよう、職員・保護者・地域の橋渡し役として「かがやけ!みらいへひろがる上広っ子」の実現のために努めます。

■中広川小学校
○田中真由美校長
2年ぶりに校長としての赴任となり、再び元気いっぱいの子どもたちや保護者・地域の皆さまとの出会いに胸が高鳴ると共に、重責に身が引き締まる思いです。
中広川小学校は714人と児童数が多い分、さまざまな関係性が生まれ、そこには生きる上で大切な「人とつながるための学びの機会」が多く存在します。互いの個性を認め合い「考え・つながり・励まし合って」前に進んでいける力を培ってほしいと考えます。そのために、まずは教職員が一つのチームとしてつながることが大切であり、強固なチームづくりも私の重要な役目です。教職員の人手不足は深刻な状況ですが、厳しいときだからこそ一人ひとりが各自の責任を果たし、協働することが大切です。
今後も、地域の皆さまにお支えいただき「人とつながりながら逆境を乗り越えていくたくましい子ども」の育成をめざし、一日一日を大切に紡いでいきたいと思います。

○波田悦子教頭
4年ぶりに中広川小学校へ戻ってきました。慣れ親しんだ学校ではありますが、コロナの期間に離れていたこともあり、学校の中はずいぶん変わり、戸惑うことが多くあります。しかし、この期間中の経験をもとに、さまざまな活動を見直していくことが、これからの学校に必要なことではないかと感じています。
校長が目指す学校、職員や子どもたちが安全・安心に過ごせる楽しい学校になるよう、精一杯頑張ります。

■下広川小学校
○跡部正徳校長
6年ぶりに下広川小学校に戻ってきました。保護者や地域の皆さまにも「お帰りなさい」とお声がけいただき、うれしい限りです。下広川小学校は、木の香りがする新しい校舎と広いきれいな体育館など、教育環境に恵まれており、子どもたちは素直であいさつがとても上手だと感じます。
重点目標を「目的意識をもち、やり抜く子どもの育成」に設定しました。強い目的意識はやる気を生み出し、それを伸ばすことで子どもたちは大きく成長すると考えます。目標に向かって努力を続け、夢や希望を達成できる教育を進めていきます。そのために、「学習に集中」「笑顔であいさつ」「みんなで運動」という3つの目標を掲げました。
教職員・保護者・地域で支え合い、粘り強く取り組ませ、子どもたちの最高の笑顔を見ることが私の目標です。

○中島由貴教頭
昨年度は、創立150周年という大きな節目の記念事業に、たくさんご支援・ご協力いただきながら取り組む中で「学校・家庭・地域」がつながりあう大切さや喜びを、ひしひしと感じた一年でした。
子どもたちはとても素直・勤勉で、保護者や地域の皆さまも大変協力的です。その強みを生かし、これまで以上に「学校・家庭・地域」がつながりあい、子どもたちを伸ばしていきたいと思います。
校長が思い描くビジョンを教職員全体に浸透させながら、元気で明るい学校づくりのため、日々の教育活動と人材育成に努めたいと考えています。

問合せ:子ども課学校教育係
【電話】0943-32-1194

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