第3次朝倉市健康増進計画:令和6年(2024)~令和17年(2035)
第2次朝倉市自殺対策計画:令和6年(2024)~令和10年(2028)
第3次朝倉市健康増進計画(元気ばい朝倉21)・第2次朝倉市自殺対策計画がスタートしました!
健康増進計画では、「健康寿命の延伸」を目標に11の分野について目指すべき市民の姿や目標値、市民の取り組みを定めています。自殺対策計画では、「誰も自殺に追い込まれることのない朝倉市」を目指して目標値を設定しています。
今回は計画の一部の紹介と、策定に携わっていただいた委員の皆さんのコメントを紹介します。
■生活習慣の改善
(1)栄養・食生活
(2)身体活動・運動
(3)休養・睡眠
(4)飲酒・喫煙
(5)歯・口腔の健康
◆(1)栄養・食生活 PICK UP
○目指す市民の姿
・1日3食、栄養バランスを考えた食事をしています。
・望ましい食生活習慣を身につけ、適正体重の維持に努めています。
○指標
朝食を毎日食べる人の割合の増加など
○市民の取り組み
乳幼児期:「早寝・早起き・朝ごはん」に取り組みましょうなど
◆朝倉薬剤師会
本村賢司さん
薬剤師会は、医薬品・サプリメント・在宅医療に係る相談のほか、タバコやアルコールによる健康への影響を知ってもらい、自分だけでなく周囲の人を守るためのサポートを行っています。いつでもお近くの薬局にお声かけください。
◆朝倉歯科医師会
古賀祥朗さん
歯科を受診するのは痛い歯を治すとき……というのは昔の話。体の傷と違って、歯や歯の一部は、失ってしまうと修復や回復は出来ても元には戻りません。だからこそ、問題のない状態を維持するために定期的な歯科受診を心掛けましょう。
朝倉歯科医師会では、市民の皆さんに歯と口の健康の維持増進を目指してもらうために、毎年6月に「歯ミング21inあさくら」を開催しています。また、通院困難な高齢の患者さんなどのために、昨年2月に口腔管理推進室も開室しました。
■生活習慣病の発症予防・重症化予防
(1)がん
(2)循環器疾患
(3)糖尿病
◆(1)がん PICK UP
○目指す市民の姿
定期的にがん検診を受診し、早期発見・早期治療・重症化予防に努めています。
○指標
がん検診の受診率の向上など
○市民の取り組み
成壮年期・高齢期:がんの早期発見のため、定期的に検診を受診しましょうなど
◆朝倉医師会
古賀丈晴さん
健康寿命とは、病気による入院や介護の必要がなく、自立して元気に生活できる期間のこと。病気があっても、上手く付き合いながら過ごすことができればよいのです。病気の多くは、予防や早期介入で進行を抑えることができます。朝倉医師会は、各種検診や指導などを通じ、身近なかかりつけ医として、皆さんとともに健康寿命の延伸を目指します。
■生活機能の維持・向上
(1)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)・フレイル予防
(2)こころの健康
◆(1)ロコモティブシンドローム(運動器症候群)・フレイル予防 PICK UP
○目指す市民の姿
ロコモティブシンドロームやフレイル予防に関する正しい知識を持ち、若い世代から食生活や運動などの生活習慣を整えています。
○指標
ロコモティブシンドロームを認知している人の割合の増加など
○市民の取り組み
高齢期:休養と活動をしっかりしてメリハリのある生活を心がけましょうなど
■健康づくりを支える環境整備
○目指す市民の姿
・地域や社会とのつながりを持ちながら暮らしています。
・身近にある施設や自然環境などを健康づくりに活用しています。
・受動喫煙の防止に取り組んでいます。
・かかりつけ医を持っています。
○指標
憩いの場としての公園満足度など
■ライフステージに応じた健康づくりの推進
胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を、経時的に捉えた健康づくり(ライフコースアプローチ)の観点を踏まえた健康づくりへの取り組みを推進していきます。
■自殺対策計画(目標値)
自殺死亡率:13.1以下
自殺者数:7人以下(令和6~10年の平均)
健康づくりは個人だけでなく、健康を支える環境や家族、地域社会全体で取り組むことが重要です!
※計画の詳細は市HPへ
問合せ:市健康課
【電話】22-8571
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