地域のイベントや話題となった出来事などを写真付きで紹介するコーナーです
■平成29年7月九州北部豪雨から7年
あの日を忘れない
記録的豪雨が朝倉を襲った平成29年7月5日から7年が過ぎ、市内各地では、さまざまな追悼行事が行われました。
7月5日10時、市役所では追悼のサイレンが鳴り響くなか、市長をはじめ市職員が黙とう。同日、杷木林田の東林田区では「追悼の集い」が行われ、災害の記憶を風化させまいと紙灯籠に火がともされました。
7月7日には、旧松末小学校体育館で追悼行事が行われました。会場では、当時の被害状況を伝えるため写真パネルを展示。また、松末地区の自主防災マップも掲示し、緊急時の避難行動について再確認しました。訪れた人は「さまざまな思いを持って今日ここに来ました」と語り、献花台に花を供えました。
■自身の記録を塗り替えろ!
第18回朝倉市郡水泳競技会
6月23日、甘木BandG海洋センターで、朝倉市郡水泳競技会が2年ぶりに開催されました。当日は、朝倉市郡の小学生から大人までの139人が出場。友人や保護者からの熱い声援を受け、期待を背負った選手たちは力強く泳ぎました。
標準記録を突破した上位入賞者は、8月18日に開催される福岡県民スポーツ大会へ出場します。
■サガン鳥栖との白熱の戦い!2-0で見事勝利!
アビスパ福岡「朝倉市応援デー」
6月16日、ベスト電器スタジアム(福岡市)で、アビスパ福岡「朝倉市応援デー」が開催されました。
当日は、市民約140人が観戦に参加。来場者には、朝倉市内の企業協賛で作製した「応援うちわ」を配布しました。特設ブースでは、あさくら観光協会と女王卑弥呼がガイドブックや秋月藩成立400年の缶バッチなどを配布。鵜(う)匠の出張鵜飼も行い、ピッチ内外で朝倉をPRしました。
■先人たちの想いを乗せて
「三連水車群」が回り始めました
6月17日、山田堰通水式が行われ、現存する日本最古の実働揚水車で国指定史跡「三連水車群」が回り始めました。
三連水車には、地元の幼稚園児や小学生、観光客などたくさんの人が訪れていました。上流の山田堰の水門が開かれると、筑後川の水が堀川用水路へ流れ込み、徐々に水位が上昇。約20分後に水車はゆっくりと動き出しました。園児たちは、手作りの旗やうちわなどをあおぎながら「がんばれ!がんばれ!」と水車を応援。水車は10月ごろまで稼働し、朝倉の農地を潤します。
■約300年の伝統を誇る甘木祇園山笠
山笠が甘木のまちに活気を
甘木祇園山笠神事は、7月1日の「お汐井(しおい)とり」に始まり、13日の「子ども樽神輿(たるみこし)」が町中を練り歩き、15日には「舁(か)き山笠」が町中を威勢良く引きまわります。元々は、江戸時代、疫病が流行したときに、神輿を造り御神体を遷(うつ)して町中を練りまわしたことが始まりといわれています。
15日の「舁き山笠」では、西流れ・東流れの2つに分かれてスタート。駆けまわる山笠の勇壮さ、響きわたる参加者たちの力強い掛け声が、甘木のまちに活気を与えていました。
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