この夏、スポーツや文化芸術などで活躍した人を紹介します。それぞれの舞台で夢や目標に向かって頑張っているヒーロー、ヒロインたち。その姿に迫ります―。
■陸上(走幅跳)
中山陽介(ようすけ)さん
(藤蔭高校3年・甘木中出身)
全国高校総合体育大会 陸上競技大会:出場
◇陸上の経験を生かして親へ恩返しを
中学の先生の勧めで走幅跳をはじめました。高校では記録が伸びない時期もありましたが、指導者や仲間の応援もあり、きつい練習も頑張れました。大会では、強い選手ばかりで緊張しましたが、自分の力を出すことができました。今後は陸上競技から離れますが、陸上生活で培ったことを社会人になっても発揮できるよう頑張ります。親に心配をかけず、親孝行できるような大人になりたいです。
■陸上(やり投)
福永実由(みゆ)さん
(朝倉高校3年)
全国高校総合体育大会 陸上競技大会:優勝
◇自ら考え工夫し掴んだ日本一
高校で本格的に陸上競技を始めました。学校には、やり投専門のコーチがいないため、外部の練習会や合宿に積極的に参加し、習ったことを何度も実践してきました。大会では、1投目から100%の力で投げることを意識。やり投は、自ら考え工夫し、練習すればするほど記録が伸びる面白い競技です!将来はスポーツ全般に目を向け、保健体育の先生になって自分が学んだ技術を伝えていきたいです。
■ソフトテニス
梶原惇矢(じゅんや)さん
(福岡大学4年・杷木中出身)
第28回全九州学生ソフトテニス 春季選手権大会:ベスト8
◇仲間と乗り越えてきた壁
従兄弟がソフトテニスをしていたのをきっかけに始めました。高校ではインターハイ、大学ではインカレを目指し、頑張ってきました。大会ではプレッシャーから自分の力が出せないこともありましたが、ダブルスを組む仲間と協力して乗り越えてきました。社会人になっても、一般の試合への参加や、後輩の育成に力を尽くしたいと思います。
■ソフトテニス
吉田侑飛(ゆうひ)さん
(大牟田高校3年・南陵中出身)
全九州高校ソフトテニス競技大会個人戦(ペア):準優勝
全国高校総合体育大会 ソフトテニス競技大会:出場
◇ソフトテニスで培った団結力
私は、周りと比べ競技歴が短いため、人一倍努力をしてきました。大会では力の差を感じましたが、強豪との対戦で得たものはたくさんあります。ソフトテニスは基本的にペアでプレーする競技。一人がミスをしても、もう一人がフォローすればポイントにつながります。ソフトテニスで培った団結力を今後の人生に生かして、社会に貢献できる人になりたいです。
■サッカー
手柴諒亮(りょうすけ)さん
(GULLID ASAKURA FC・南陵中3年)
九州クラブユース U-15サッカー選手権大会:出場
◇1プレー1プレーを大切に
テレビアニメ『イナズマイレブン』を見て興味を持ち、コーチと出会ったことでサッカーを始めました。目標は全国大会に出場すること。そのために、1プレー1プレーを大切に練習を頑張っています。
将来は、サポーターの皆さんに愛されるようなサッカー選手になりたいです。
■フットサル
保坂駿太(しゅんた)さん
(パルティーレ久留米・南陵中3年)
九州U-18フットサル大会:出場
◇フットサルを楽しむ!
兄の影響でフットサルを始めました。これまで県大会優勝を目標に、相手へのリスペクトの気持ちを大切にしながら練習を頑張ってきました。
フットサルの魅力はゴールを決めたとき。大会では、高校生の強さやレベルの高さを実感しましたが、今後もフットサルを楽しみながらプレーします!
■自動車整備
金子歩雅(ゆや)さん
[日産自動車株式会社(トータルカスタマーサティスファクション本部)・朝倉市出身]
技能五輪全国大会:出場
◇最先端を担う技術者へ
昨年、「高校生ものづくりコンテスト」の自動車整備部門で全国優勝し、現在の会社へ。エンジンを修理したり、異音から不調部分を特定したり、整備の奥深さを知る度におもしろく、魅力を感じます。今大会の目標は上位入賞。来年は優勝を目指し、世界大会に出場したいです。そして、将来は日本の車の先端を担う技術者になりたいです。
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