地域のイベントや話題となった出来事などを写真付きで紹介するコーナーです
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■「ふだんのくらしのしあわせ」を考えるきっかけに
住民福祉ボランティアのつどい開催
10月5日、ピーポート甘木で「住民福祉ボランティアのつどい」が開催されました。これは、福祉への理解と啓発、福祉ボランティアの紹介などを目的に市社会福祉協議会が毎年行っています。
講演では『ばあちゃんたち高齢者が「働く」ことで活躍する社会を目指す』と題し、大熊充さん[うきはの宝(株)代表取締役]が登壇。多世代が協働する大切さを訴えかけました。
リサイクル品や手作りパ※ッチワークの販売も行われ、大盛況でした。この収益は社会福祉事業に役立てられます。※パッチワークは中村悦子さん(古毛出身)から「皆さんに喜んでもらえたら」と寄附いただいたものです。
■甘木絞りが福岡県知事指定特産工芸品へ
未来へつなぐ伝統技法
9月26日、甘木絞り連絡協議会の皆さんが市役所を訪れ、甘木絞りが福岡県知事指定特産工芸品に加わったことを市長に報告しました。甘木絞りは、鹿の子絞りなどの技法を特徴とする木綿の藍染めで、江戸後期から昭和初期にかけて甘木周辺で作られていました。戦後、産業としては衰退しますが、現在は同協議会の4つの団体と個人会員が技術の継承などに取り組んでいます。
同協議会の大村会長は「県指定の特産工芸品となりうれしい。甘木絞りは自分にとって生きがい。今後も先人たちの思いを次世代に継承し、伝統を守る活動を続けていきたい」と話していました。
■豊島与志雄顕彰会
偉人の功績を後世へ伝えていく
10月4日、福田コミュニティセンターで作家豊島与志雄(福田出身)の顕彰会が行われました。フランス文学『レ・ミゼラブル』を翻訳した豊島与志雄は、児童文学作家としても活躍しました。顕彰会では福田小4年生が童話『お月様の唄』の劇を披露。「堅香子(かたかご)の会」の竹中圭子さんによる『幻の園』の朗読も行われ、郷土の偉人に思いを馳はせました。
■光月流太鼓伝承400年記念事業
垂裕(すいよう)神社に太鼓の音が響き渡る
10月13日、垂裕神社で、光月流太鼓伝承400年の記念式典が行われました。光月流太鼓は、秋月藩成立とほぼ同時の1624年に生まれた全国でも数少ない武家に伝わる太鼓です。当日は保存会である「秋鼓(しゅうこ)会」や秋月中の生徒による奉納演奏が行われ、秋月藩を思わせる格調高い太鼓の音に来場者は聞き入っていました。
■新庁舎建設工事の仮囲いに絵画をプリント
小学生が描いた朝倉の未来予想図
9月14日、新庁舎建設地で絵画の記念撮影会と工事現場見学会が行われました。これは、工事を請け負っている事業者の協力により実現したものです。
今年5月、「将来の朝倉・夢」をテーマに、市内11の小学校へ絵画を募集。各校5枚を選出し、工事現場の仮囲いに55枚の絵画がプリントされました。
当日は、選出された小学生やその保護者が集まり、自分たちが描いた絵画の前で記念撮影。その後、工事の進捗状況や免震構造の仕組みなど、工事請負者からの説明を受け、工事現場内を見学しました。高所作業車や免震体験車の試乗もあり、子どもたちは大興奮。工事中の今しか体験できない貴重な夏の思い出となりました。
新庁舎建設工事の進捗状況は、随時、市ホームページや広報あさくらでお知らせしています。
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■台風で延期になるも多くの人でにぎわう
夏まつりあさくら
10月13日、台風の影響で延期されていた「第58回夏まつりあさくら」が、筑後川朝羽大橋右岸下流で開催されました。会場には多くの出店が並び、特設ステージではさまざまなパフォーマンスが披露。約1カ月半遅れの開催となりましたが、多くの人でにぎわいました。
最後には、約1000発の花火と大会の目玉である尺玉10連発が打ち上げられ、間近で大きく広がる尺玉花火に、会場からは歓声が上がりました。
■循環型社会を目指して
イオン九州からランドセル寄贈
10月4日、イオン九州から市へランドセルが寄贈されました。寄贈式で、イオン甘木店の木本店長は「循環型社会を目指す取り組みの一環として寄贈します。ぜひご活用ください」と話しました。寄贈されたランドセルは経済的支援が必要な家庭や市内の児童養護施設へ贈られます。
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