※各費目の内訳については、町ホームページに掲載しています。
■歳入と歳出
令和5年度の一般会計の収支は7億5,308万円の黒字
▽歳入
127億6,448万円
前年度比+3億3,456万円(+2.7%)
ふるさと応援寄付金が9,064万円減額となったほか、建設事業の減少に伴い町債発行額が4,543万円減額となりました。
一方で、町税が5,433万円増額、地方交付税交付金が4,263万円増額、国県支出金が9,810万円増額、財産収入が7,143万円増額、基金繰入金が8,190万円増額、諸収入が1億1,900万円増額となり、歳入額全体では増額となりました。
▽歳出
120億1,140万円
前年度比+2億2,581万円(+1.9%)
公共施設等整備基金などへの積立金や庁舎トイレ改修工事等により、総務費が1億1,289万円増額となりました。また、民生費は、物価高騰対策として行った各種給付金事業や障がい福祉サービス事業などの扶助費の増により、1億1,152万円増額。教育費は、伊左座小学校校舎増改築工事や総合運動公園の屋内外トイレ改修工事などにより、4億5,294万円増額となりました。
■町の主な事業 令和5年度・一般会計
▽教育・子育て支援
小中学校施設の整備:2億8,676万円
小中学校給食:2億9,605万円
子ども医療:1億6,520万円
認定こども園施設整備事業補助金:3,888万円
伊左座地区の子どもの増加に伴い、伊左座小学校の増改築工事を実施したほか、水巻南中学校のLED化改修工事やえぶり児童クラブの改修工事を実施しました。また、今まで各学校で管理していた給食費を町の会計で管理することで、給食費にかかる費用が「見える化」されるようになりました。
※「えぶり」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
▽福祉の充実
障がい者福祉:11億8,953万円
後期高齢者医療:5億6,134万円
介護保険:5億5,302万円
健康推進利用、施設体験:1,178万円
高齢者の保健・介護予防:268万円
令和5年度から高齢者の保健・介護予防の一体的事業を実施するようになったほかは新規の事業はないものの、障がい者福祉費等の経常的な扶助費は年々増加しています。
▽移住・定住促進
吉田町営住宅住替事業:1億4,305万円
定住促進奨励金:1,240万円
古家解体支援補助金:1,187万円
老朽危険家屋等解体補助金:338万円
老朽化した吉田町営住宅の除却工事が開始されたほか、例年実施している定住奨励金などを提供し、定住促進を進めています。令和5年度は広報活動用に移住者へのインタビューも実施しました。
▽物価高騰対策
非課税世帯等価格高騰緊急支援給付金:4億2,199万円
住民税均等割のみ課税世帯給付金:5,520万円
暮らし・生活支援臨時特別給付事業:1億8,180万円
低所得の子育て世帯生活支援特別給付金:2,225万円
低所得の子育て世帯給付金給付事業:3,540万円
保育所等給食支援費補助金:300万円
物価高騰による家計の負担を軽減するために様々な給付金事業を実施しました。
▽都市基盤の整備
県道芦屋・水巻・中間線街路事業:5,033万円
JR水巻駅南口各種工事:1,256万円
地域公共交通会議負担金:350万円
県が実施している県道整備事業の負担金のほか、町の事業としては、水巻駅南口に関する工事や、福祉バス・北九州市営バス(南部循環線)などの公共交通に関して今後のあり方を検討する地域公共交通会議を実施しました。
▽その他
釜ヶ谷急傾斜地斜面防災工事:6,237万円
新型コロナワクチン接種:6,054万円
広域電子図書館運営費:1,683万円
能登半島地震被災地支援:641万円
高齢者デジタル活用支援:160万円
落石などによる被害を防止するため、頃末小学校裏の斜面防災工事を実施しました。スマートフォンやタブレットで本がレンタルできる、広域電子図書館の運営を開始したほか、高齢者のデジタル活用支援事業を実施しました。また、能登半島地震の被災地支援も行っています。
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