■子どもと大人が一緒に楽しめる
「布の絵本と布のおもちゃ」
町立図書館では、皆さんに家庭で本に親しんでもらうため、年齢にあわせた取り組みを行っています。赤ちゃんや小さな子どもにとって読書の体験はとても大切です。そのきっかけづくりとして布の絵本や布のおもちゃの制作に取り組んでいます。
布の絵本とは、帆布(はんぷ)やフェルトなど様々な布で作られた絵本のことです。障がいのある子どもたちのために心身の機能を育む目的で、さわる絵本として作られはじめました。布の絵本や布のおもちゃは、小さいお子さんはもちろん、大人も一緒に楽しめるものとして活用されています。町立図書館にある布のおもちゃ、布の絵本、エプロンシアターなどは、ほとんどすべて添田町虹の会の皆さんが制作しています。添田町虹の会では毎年1作品ずつ、布の絵本や布のおもちゃの制作を続けています。今まで制作した作品は、皆さんの手に取ってもらえるように町立図書館の子育てコーナーや、布の絵本コーナーで展示しています。また、希望者や子育て支援センターを利用する皆さんに向けて毎年、布の絵本の制作講座を開催しています。講座は年に1回、合計4日間程度で、今年はボタンをとめたりはずしたりする練習にもなる布のおもちゃを制作しています。どなたでも参加できますので、興味のある人は、町立図書館まで気軽に問い合わせください。
問合せ:添田町立図書館
【電話】82-4800
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