令和4年度から後期高齢者のみなさんを対象に、生活習慣病重症化予防と介護予防(フレイル予防)に着目した取り組みを行っています。令和5年度の健診結果などから挙がった本市の後期高齢者の健康課題は次のとおりです。
(KDBシステム令和6年3月審査分データより)
◇フレイル
フレイルとは、加齢により体や心のはたらき、社会的つながりが弱くなった状態です。後期高齢者にとって、体重が減ることはとても危険です。70代からはメタボ予防からフレイル予防へ切り替えましょう。
◇健診
田川市の受診率は、非常に低い状況です。定期的に医療機関に受診中の人でも健診を受ける必要があると言われています。疾患やフレイルの早期発見、早期治療・対応のためにも1年に1回は健診を受けましょう。
◇オーラルフレイル
口腔(こうくう)機能の衰えは、フレイルの始まりと言われています。定期的に歯の健診を受け、オーラル(口腔)フレイル予防を意識しましょう!
[オーラルフレイルの悪循環]
■健康課題解決のためにも…令和6年度も後期高齢者のみなさんを訪問します!
・健診未受診者を家庭訪問して健康状態を確認します。
・健診結果に異常があった人を個別に訪問して重症化予防のアドバイスをします。
・公民館などを訪問してフレイル予防教室を実施します。
健康やフレイル予防、各種教室の参加などの詳しい話を聞きたい人は、気軽に相談してください。保健師や管理栄養士が個別相談に対応します。
※令和6年4月から、この事業の担当部署が市民課保険係から保健福祉課保健センターに変わりました。
問い合わせ:保健福祉課保健センター
【電話】44-8270
【電話】85-7119
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