夏休みは自由な時間が増えて楽しい一方で、さまざまな誘惑に引き込まれる危険性があります。
「地域の子どもは地域ぐるみで守り育てる」を合言葉に、地域ぐるみで子どもの安全を守りましょう。
明日の田川市を担う青少年が、社会性や自立性を身につけ、心豊かにたくましく成長していくことは、市民すべての願いです。しかし、家庭や学校、地域社会など、子どもを取り巻くさまざまな環境の中で非行に走ったり、犯罪の被害に遭ったりする子どもは少なくありません。
国は、7月を「青少年の非行・被害防止全国強調月間」と定めており、期間中は全国的な運動が展開されます。本市でも、青少年が非行に走ることなく、心健やかに成長できるよう、家庭・学校・地域・企業・行政が一体となって青少年の非行・被害防止に取り組みます。市民のみなさんのご協力をお願いします。
◆青少年の健全育成に向けた活動
○青色パトカーによる巡回(通年)
文化生涯学習課、青パトいかり隊、警友会による下校時児童生徒の見守りパトロール
○夜間街頭補導パトロール(通年)
田川警察署少年補導員と文化生涯学習課による後藤寺・伊田方面の巡回パトロール
○青少年の非行・被害防止キャンペーン(7月)
田川市まちぐるみ子ども安全連絡会議による啓発活動
○青少年健全育成のための環境整備
田川警察署少年係と携帯電話販売店やコンビニなどへの訪問・調査(予定)
◆青パト貸出
地域の自主防犯活動に対し、青色パトカーを貸し出しています。月曜日に青パトいかり隊が、金曜日に警友会が市内を巡回パトロールしています。燃料費や車両保険などの負担はありません。
◆不審者に出会ったときに行動する4つのポイント
不審者が最も多く現れる時期は春から夏休みにかけての期間。見知らぬ人からの声かけ・つきまといなど、さまざまな事案が発生しています。危険を感じたときに、自分を守るために行動するためのポイントを紹介します。
(1)誘われても絶対について行かない
見知らぬ人から「お菓子をあげる」「家まで送ってあげる」などと誘われても、ついて行ったり車に乗ったりしないようにしましょう。
(2)危険を感じたら大声を出す
声かけ・つきまといなどで、危険や恐怖を感じたときは、大きな声を出して逃げたり助けを呼んだりしましょう。
(3)防犯ブザーを活用する
声だけではなく、防犯ブザーの音でも危険を知らせることができます。
外出時は常に防犯ブザーを携帯しましょう。
(4)110番通報や家族に連絡
不審者に出会ったときだけではなく、見かけたときにも110番通報や家族への連絡を心がけましょう。
問い合わせ:文化生涯学習課学習振興・人権教育係
【電話】44-5110
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