教育委員会だより第21号
令和6年7月1日発行
田川市教育委員会
■田川市の「おいしい給食のひみつ」に迫る学校給食だよりをホームページで公開中!
田川市の給食は、「おいしい!」と評判です。安全安心でおいしい田川市の給食の魅力をもっと多くの方に知っていただくために、学校給食係では定期的に給食だよりをホームページに掲載しています。
[ポイント]給食だよりでは、給食を調理する様子や献立開発の様子など、普段見ることができない「おいしい給食のひみつ」 を紹介します。
※詳細は本紙P.13をご覧ください。
[メディア習慣]田川市内の小・中学生の保護者のみなさんへ
■メディアとの上手なつきあい方をともに学ぼう!
スマートフォン等の普及によって、メディアは私たちの生活に欠かせないものとなりました。最近は、子どもたちも、スマートフォンを持ち、メールや検索、ゲームなどを利用することが多くなっています。一方で、不適切なサイトにアクセスし犯罪やトラブルに巻き込まれたり、LINE等によるやりとりの中で人間関係が悪化したりするなどのケースも後を絶ちません。情報化社会がますます加速していくことが予想される今だからこそ、ともに、子どもたちをメディアに潜む危険からしっかりと守り、メディアと上手に付き合う力を育成していきましょう。
◆子どもたちを守るために私たちができること
○ネット利用に潜む危険
(1)メールでの誹謗中傷やいじめ
(2)SNSなどに載せた個人情報の流出
(3)SNSを通じて知り合った人からの誘い出しによる性的被害
(4)無料ゲームサイトでの意図しない有料サービスの利用
(5)「闇バイト」等の情報により、軽い気持ちで犯罪に加担
○タッグを組んで守りましょう!!
▽ルールづくり
子どもと一緒に話し合って、利用目的や利用場所・時間帯を決め、定期的に確認したり、見直したりする。
▽フィルタリング・ペアレンタルコントロールの利用
アクセス制限をかけたり、スマホの使用状況を確認できるアプリを利用したりして、子どもの様子を見守る。
▽情報モラル学習
情報化社会において、自分で考え、判断し、適正な行動をするための基となる考え方と態度を育成する。
▽子どもの実態把握
子どもの様子をよく観察し、困っていることや悩んでいることがないかの把握に努める。家庭と情報を共有し、ともに子どもを見守る。
スマホは、自分と「ひと・もの・こと」をつなぐとても便利な道具です。
しかし、使い方を間違えてしまうと、周りの大切な人や自分自身を傷つけてしまう、とても恐ろしい道具でもあります。年々、スマホを持つ子どもが増加するとともに、スマホが原因で起こるトラブルも複雑化・深刻化してきています。
子どもたちにスマホを持たせることが悪いことではありません。ただ、持たせるだけでは、スマホ依存になったり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。子どもたちがスマホを正しく使うことができるように、下記の(例)を参考に、ご家庭で子どもたちと話し合いながら「スマホを使うときの約束」を作りましょう。
◎スマホを使うときの約束を作る上で大切なのは「スマホは親から借りているもの」を前提にして考えることです。
◎おうちの方と「スマホを使うときの約束」を作っていることを、友達にきちんと説明することも大切です。
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