男女がともに認め合い 互いに支え合い 自分らしく生きる(2)

7／41

事業の一部を紹介：今回の年次評価の中で、指標の見直しなどを行う施策は8施策で、各事業に関する担当課の考え(成果・課題・今後の方向性)に対して、推進委員会と審議会から意見が出されました。

事業No.35　性的少数者の権利を尊重する啓発の推進
担当課：人権・同和対策課

[事業内容]
性的少数者に対する正しい理解を深めるため、広報たがわやゆめっせ通信、市ホームページなどを活用した情報提供とともに研修会などを行い、啓発を推進します。

[成果と今後の方向性]
本年度は5月に導入したパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度の周知とLGBTについての理解促進を目的にLGBTをテーマにゆめっせフェスタを実施。アンケートでは未回答を除き、全員が「参考になった」との回答でした。今後も引き続き、市ホームページなどで情報発信に努めます。本年度行った簡易版の市民意識調査の結果、成果指標である『性的少数者という言葉について「見たり、聞いたりしたことがある」と回答した人の割合』が69.5%となり目標値の55.0%を上回った(左上の表参照)ため、目標値を70%に変更したいと考えています。

[推進委員会の意見]
実績値が69.5%で目標値を上回ったからと言って目標値を70%に変更するというのは消極的ではないか。もう少し高めに設定してはどうか。

[審議会の意見]
変更する目標値が低いからと言って高めに設定するといった安易な数値の操作でよいのか。「見たり、聞いたりしたことがある」ことが成果と言えるのか。

[担当課の対応]
審議会の言われるように、目標値を高く設定することで成果を見出せるかどうかは難しいところですが、今回、実績値が目標値を大幅に上回っていることから目標値の見直しは必要と言えます。推進委員会の意見を踏まえ、目標値を80%に見直したいと考えます。

問い合わせ：市男女共同参画センターゆめっせ
【電話】85-7134