■高校生が考える「ミライノカタチ」環境サミットで発表
市内の高校生が環境をテーマにした発表を行う「直方市環境サミット」が1月13日、イオンモール直方で開催されました。
本サミットの開催は今年で3回目。市内4校の高校生が自分たちで設定したテーマについて研究成果を発表しました。
大和青藍高校は、調理科のある同校の課題としてフードロスの問題を研究し、食材や資源を無駄なく利用して欲しいと呼びかけました。
直方高校は「私たちの15年後の生活について」をテーマとし、高齢者の免許返納について街頭アンケートを実施。アンケートの結果から60代以上の人は日常生活の維持に車を使用する人が多く、免許返納にこだわらず、地域生活圏における移動手段の確保に貢献したい、と発表しました。
筑豊高校はアースバトン活動に参加し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みと海洋ゴミ問題について学んだことを発表。
鞍手高校は「食品ロス取り組み評価カレンダー」の提案と、コンポストを利用しゴミの処分量や焼却に伴う二酸化炭素の削減について提案をしました。
発表を聞いた九州経済産業局の仁田純一さんは「自分たちができること、しないといけないことを考え、今回のサミットをきっかけにまた勉強してみてほしい」と講評し、市長は「どのテーマも行動変容のため、他者へ対してどう促すのか考察され、素晴らしい提案だった。未来のためにみんなで取り組んでいきたい」と話しました。
■鞍手高校弓道部 52年ぶり団体戦入賞
1月26日、鞍手高校弓道部の5人が「全国高等学校弓道選抜大会」に出場したことを報告に市長を表敬訪問しました。大会に出場したのは2年生の中村大介さん、野見山元希さん、前田優成さん、沖修斗さん、安永耕平さんの5人。団体の部に出場し見事予選突破、その後も勝ち進み、準々決勝へ進出して第5位で入賞を果たしました。全国大会での団体入賞は昭和46年以来52年ぶりの偉業です。
顧問の村井先生は「先輩たちが積み上げた今までの結果があり、その結果に引っ張られてここまでこられた」と話し、部長の沖さんは「今回の団体5位の結果をかみしめ、反省すべきところは反省し、次の大会につなげていきます」と今後の決意を語りました。
■直鞍一周駅伝
直方を出発し、鞍手、宮若、小竹を一周する「第78回直鞍駅伝競走大会」が1月28日に開催されました。
天候が不安定の中、参加した全14チームは全38キロの区間で熱い闘いを繰り広げ、福津市の「なまずの郷RC‐A」が2時間12分46秒で初優勝を飾りました。
同チームのアンカー江口徹さんは「チームみんなの力で初優勝を飾れました。ありがとうございます」と語りました。
■ミニバスチームDREAMSが表敬訪問
1月29日、植木を活動拠点とする小学生ミニバスケットボールチーム「DREAMS」のメンバーが、3月に開催される「第55回全国ミニバスケットボール大会」へ出場することを報告に、市長を表敬訪問しました。
同チームは12月に行われた県大会で初優勝しています。
大塚市長の「良い報告が聞けることを楽しみにしています。頑張ってきてください」との激励に応え、キャプテンの河野優馬さんは「目標は全国優勝です」と力強く意気込みを語りました。
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