冬は空気が乾燥するため、火災が起こりやすくなります。市内で発生する建物火災の約7割が住宅火災です。身の回りの防火対策を行い、火災を発生させないよう注意しましょう。
■家庭で注意すべきこと
昨年度に市内で起きた火災の原因で、最も多かったのは「こんろ」です。調理をしているときは火から目を離さないようにしましょう。
次に多かったのが「たばこ」です。灰皿に吸い殻をため過ぎないように注意し、寝たばこは絶対にやめましょう。
また放火による火災も依然として多い状況です。家の周りに燃えやすい物を置かず、ごみ出しをするときは、時間と場所を守りましょう。
■防災を体験しよう
市民防災センター(百道浜一丁目)は、火災や地震などさまざまな災害の模擬体験を通して、防災に関する知識や災害発生時の対処法を学べる施設です。煙からの避難や消火体験のほか、ゴーグルをかけて仮想現実の世界で火災・地震などの災害を体験できる「VR防災体験」もあります。
また、同センターで行っている体験を動画で視聴できる「オンライン来館」を市ホームページ(「福岡市民防災センター」で検索)で公開しています。詳しくは同ホームページでご確認ください。
問い合わせ先:
・火災予防については早良消防署予防課【電話】092-821-0245【FAX】092-822-1561
・市民防災センター【電話】092-847-5991【FAX】092-847-5970
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