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自治体の皆さまへ

梅雨・台風シーズン到来 災害の備え、できていますか

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福岡県筑後市

これから出水期(梅雨・台風の時期)を迎えます。災害に備えて、日頃から対策をしておきましょう。災害時には一人一人の行動が自分や家族、地域の人の命を救うことにつながります。

■「筑後市防災ガイドブック」で事前の準備を
市は、防災に関する情報や洪水時に浸水する可能性がある箇所などを記載したガイドブック(ハザードマップ)を作成し、3月に全戸配布しました。
災害が発生する前に、日頃からの備えに活用してください。このガイドブックは、防災安全課窓口や市役所本庁舎総合案内窓口で配布しているほか、市ホームページにも掲載しています。

■「防災リアルタイム情報」で情報収集を
防災リアルタイム情報とは、災害時に浸水被害の発生箇所や避難所の開設状況などを、市ホームページからスマートフォンなどで手軽に確認できるシステムです。
災害時の情報収集や避難の判断材料の一つとして活用してください。
※被害発生箇所などの情報は、市が避難所の開設を決定してから閉鎖するまでの間のみ表示されます。

■「土のう」で浸水に備える
大雨などによる住居への浸水被害を防止するため、各地域には土のうを備蓄した「土のうステーション」が設置されています。このステーションに備蓄されている土のうは、住民であれば誰でも利用することができます。希望する場合は、住んでいる地区の行政区長に連絡してください。
その他、市ホームページで利用時の注意点やステーションの場所などを事前に確認し、早めの対策を心がけましょう。

■被災してしまったら…
●写真を撮って記録を残す
住居が被害を受けたときには、片付けや修理をする前に、その被害状況を写真に撮って保存しておきましょう。市から罹災(りさい)証明書を取得して支援を受ける際や、保険会社に損害保険を請求する際などに役立ちます。
また、「政府広報オンライン」では、写真の撮り方のポイントをはじめ、住居が被害を受けたときに最初にすべき、さまざまなことを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

●水害時の感染症対策
水害で家屋が浸水すると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、感染症を引き起こす恐れがあります。予防のためには、「清掃」と「乾燥」が最も重要です。

▽清掃時のポイント
・ドアや窓を開けて、しっかり換気
・汚泥は取り除き、しっかり乾燥
・清掃中のけが予防に手袋を着用
・けがをしたときは、傷口を流水で洗って、医師に相談など

▽床下の浸水
床下や庭などの屋外は、清掃と十分な乾燥を行えば、原則として消毒は不要です。

▽床上の浸水
室内は、食事や睡眠などの生活の場であるため、泥や汚れを取り除いた後に消毒を行いましょう。清掃や乾燥が不十分だと、消毒効果が十分に発揮できないため、消毒の前に必ず清掃をしましょう。

▽薬剤の配布など
市は、消毒作業用の薬剤配布や噴霧器の貸し出しを行います。くわしくは、かんきょう課(【電話】53-4120)に問い合わせてください。

いざというときのためにも、市公式LINE(ライン)や防災関連のアプリなど、信頼できる情報源を日頃から確保しておきましょう。

問合せ:防災安全課
【電話】65-7260

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