市民協働のまちづくりを推進するため、市の将来を見据えたアイデアなど、「まちづくりへの提案」を受け付けています。
寄せられた提案の中からいくつかの概要をご紹介します。市ホームページにも掲載しています。
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■子育(こそだ)て支援(しえん)センターなどの強化(きょうか)
▽提案
他の自治体と比べて子育て支援センターなどの施設が狭く、受け入れ人数が不足しています。また、電話予約が必要で、限られた時間しか利用できません。近隣の市町を参考にして子育てしやすい筑紫野市を目指してください。
▽回答
本市は広域であることから、児童館などの子育て支援に特化した施設は設けず、市民に身近なコミュニティセンターなどで定期的に子育てサロンなどの催しを行っています。まずは、既存事業の受け入れ人数の緩和に取り組みます。
また、コロナ禍でも安全安心に利用できるように予約制にしていましたが、令和5年6月からは出張型子育てサロンを予約なしで利用できるようにしています。
これからも、近隣市町の取り組みなどを参考にしながら、子育てが楽しく安心して子どもを産み育てることができるまちづくりを進めていきます。
■コミュニティバス停留所(ていりゅうじょ)の追加(ついか)
▽提案
コミュニティバスの立ち寄り先として、「イオンモール筑紫野」を追加することを提案します。
商業施設であり、確定申告の会場となるなど市民生活に密着していることから利用者の拡大につながると考えます。
ぜひ、ご一考いただき、地域社会の発展に前向きに取り組むことを期待しています。
▽回答
コミュニティバスについては、自動運転バスやAIを用いたデマンドバスなどの新たな交通システムが誕生し、実用化されつつある近年の状況を踏まえ、今後の公共交通のあり方について今年度から検討を進めています。
今回のご提案も貴重なご意見として、今後の議論の参考とさせていただきます。
■ごみ分別(ぶんべつ)アプリの作成(さくせい)を
▽提案
筑紫野市のごみ分別アプリを作ってほしいです。紙カレンダーでは持ち歩くことができず、不便です。
家庭ごみの持ち出し日一覧表を読み間違えることが原因で、いつも父母が夫婦げんかをしています。ごみ分別アプリがあれば不毛なけんかにもならず、家庭平和につながります。
他市の事例として、LINEによる通知もあるようです。我が家だけでなく、他の人にとっても助かるものと思いますので、ご検討いただければうれしいです。
▽回答
本市においては令和5年度中に市公式LINEの機能を拡充することとしています。ごみ分別に関する機能を含め、慎重に検証しながら検討してまいります。
▽その後の対応
令和6年2月から市公式LINEの機能を拡充しました。
ごみの分別についての自動応答機能のほか、受信設定をすることで、ごみ出し日にメッセージが届きます。
▽市公式LINEへの登録は
LINEがインストールされたスマホやタブレットで本紙記載の二次元コードを読み込み、追加ボタンを押すことで登録することができます。
■小学校通学路(しょうがっこうつうがくろ)の除草(じょそう)を
▽提案
天拝小学校に行く機会があったのですが、通学路が草でおおわれており、通るのが危険でした。大切な子どもたちを守るためにも、除草や定期的な安全点検をお願いします。
また、小学校の遊具や動物の飼育小屋なども整備いただくことを切に願います。
「住みたいまち日本一」になるためにも、子どもたちが増え、ファミリー層が流入して活気づくよう期待しています。
▽回答
市が管理する道路などのうち、特に草木が繁茂しやすい箇所は、定期的に除草作業を行っています。ご指摘の通学路も現地確認の上で除草対応いたしました。
また、天拝小学校の遊具や動物の飼育小屋は、学校と意見交換をしながら整備しており、安心して使用できる教育環境に努めています。
これからも、学校と協力して、子どもたちが安全で安心して学校生活を送ることができるよう努めていきます。
「まちづくりへの提案」の封筒と用紙は、市役所、生涯学習センター、カミーリヤ、各コミュニティセンターなどに設置しています。
また、市ホームページからも受け付けています。
筑紫野市が「住みたいまち日本一」となるような、魅力あふれる提案をお待ちしています。
なお、市役所の業務に関する問い合わせやご意見、個人的なご相談は、直接電話または電子メールで担当課までご連絡ください。
問合せ:秘書広報課
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