■〔健康かすや21通信〕歯周病を予防しましょう
大人の約7~8割がかかっていると言われている歯周病。歯周病とは、口の中の細菌により、歯の周りの歯ぐきや歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。最初は、赤くなったり腫れたりしますが、痛みはほとんどありません。この状態が悪化すると、歯を抜かなければならなくなることがあります。
◇歯周病を悪化させる要因は
歯周病を悪化させる要因はさまざまありますが、一番の原因は細菌です。歯みがきが十分にできていないと、歯の周りに細菌が溜まり、炎症を起こす原因となります。その他、タバコ、肥満、糖尿病がありますが、歯ぎしりや歯並びの悪さも歯周病の悪化につながります。
◇思いあたる症状をチェックしてみましょう
[全体]
・口臭を指摘された・自分で気になる
・朝起きたら口の中がネバネバする
・歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
[歯肉の症状]
・歯肉が赤く腫れてきた
・歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
・歯肉を押すと血や膿が出る
[歯の症状]
・歯と歯の間に物が詰まりやすい
・歯が浮いたような気がする
・歯並びが変わった気がする
・歯が揺れている気がする
◇判定
[チェックが1~3個の場合]
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに治療を受けましょう。
[チェックが4~5個以上の場合]
中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。早期に歯周病の治療を受けましょう。
[チェックがない場合]
チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため1年に1回は歯科検診を受けましょう。
(日本臨床歯周病学会ホームページより)
歯周病は予防できる病気です。歯科検診を受けて、お口の健康管理をしましょう。歯周病を予防しましょう
問い合わせ:粕屋町健康づくり課
【電話】938-0258
■〔安全安心〕12月1日から事業者におけるアルコール検知器の使用が義務化されます
安全運転管理者による運転前後の酒気帯びの有無の確認に関して、義務化が延期されていたアルコール検知器の使用等については、令和5年12月1日から義務化されます。
◇安全運転管理者の酒気帯び確認
(1)運転前後の運転者に対して、目視およびアルコール検知器を用いて酒気帯びの有無を確認します。
(2)アルコール検知器が正常に作動し、故障がないようにしておきます。
(3)上記(1)の確認の内容を記録し、当該記録を1年間保管します。
◇従業員が飲酒運転で「検挙」された場合
公安委員会から条例に基づく通知を受けることがあります。通知を受けた事業者は、飲酒運転の再発防止措置を講じなければなりません。
◇アルコール検知器を整備しなかった場合
公安委員会から是正措置命令を受けることがあります。さらには、自動車の使用者に対する是正措置命令違反として50万円以下の罰金に処せられる場合があります。
アルコール検知器をしっかりと使用して飲酒運転を防止しましょう。
詳しくは、福岡県警察ホームページ掲載の「安全運転管理者制度」をご確認ください。
問い合わせ:福岡県警察本部交通企画課 安全対策係
【電話】641-4141
問い合わせ:粕屋町協働のまちづくり課
【電話】938-0173
■〔認知症をもっと身近に!〕「料理」を楽しんで認知症予防
認知症予防には、運動習慣や食生活を見直すだけでなく、頭を使い(働かせ)ながら身体を動かすことも効果的です。毎日行う家事の中で何気なく身体を動かしたり、頭を使ったりすることが認知症予防につながります。
たとえば、料理もその1つです。栄養が偏らないようメニューを考えたり、調理の段取りを工夫したりと、料理には一連の流れを通して頭を使うポイントがたくさんあります。また、食材を洗う、包丁を使って食材を切る、手や指先を使ってこねるといった五感を使った作業は脳に多くの刺激を伝えることができます。
自分の食べるものを自分で調理するということは、さまざまな面で身体と脳の健康のために有効です。
◇かすやおしゃべりカフェ 12月イベントのお知らせ
今月は、「簡単調理実習」を実施します。
参加者同士で一緒に楽しく簡単なお菓子を作りながらお話ししませんか。
認知症についての悩みなども気軽に相談できます。
日時:12月26日(火)14:00~15:00
場所:サンレイクかすや 調理室
※事前申し込みは不要です。認知症に関心のある方はどなたでも参加できます。
問い合わせ:粕屋町介護福祉課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
【電話】938-0229
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