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福岡県粕屋町

■〔健康かすや21通信〕塩分、とりすぎていませんか
みなさん、減塩と聞くとどんなイメージがありますか。
薄味でおいしくない、物足りないなどのイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。私たち人間は、塩分無しでは生きていけませんが、摂りすぎると高血圧となり、動脈硬化が進行するとともに、脳卒中や心臓病などの危険が高まります。
また、高血圧は自覚症状がほとんどないことから、気づかないうちに進行してしまっている場合があるため注意が必要です。
日本人の1日の塩分摂取量は平均で男性10.9g、女性9.3gという結果が報告されています。目標量は18歳以上の男性で1日7.5g未満、女性で6.5g未満となっており、高血圧のある方は1日6g未満と定められています。
このことから、日本人は食塩摂取量が多い傾向にあります。

◆塩分摂取セルフチェック
・みそ汁、スープなどを1日に2杯以上飲む
・うどん、ラーメンの汁はすべて飲む
・外食やコンビニ弁当などをよく利用する
・家庭の味付けは外食と比べて同じまたは濃い
当てはまる項目があった方は、食塩摂取量が多い傾向にあるかもしれません。普段の食生活を見直して、今日から減塩に取り組んでみませんか。

◆今日からできる減塩のコツ
◇家庭編
(1)しょうゆやソースなどは「かける」より「つける」
(2)汁物は具だくさんにする
(3)減塩食品の活用
(4)香辛料(唐辛子・わさび・からし等)や酸味(レモン・酢等)、香味野菜(しょうが・しそ等)を使う
(5)野菜をたくさん摂る(野菜や果物、海藻に含まれるカリウムは塩分の排泄を促進します)

◇外食編
(1)市販のお惣菜やお弁当は栄養成分表示をチェックする
(2)丼物より定食を選ぶ
(3)麺類の汁は残す
(4)食べ過ぎない(腹8分目)

・かつ丼 塩分約4g
・カレーライス 塩分約3.5g
・野菜炒め定食 塩分約4g ※漬物、汁を半分残すと塩分1.5gカット

◆栄養士おすすめ減塩レシピ 切り干し大根サラダ
◇材料/2人分
・切り干し大根…14g
・きゅうり…1/3本
・人参…1/4本
・塩…ひとつまみ
・ツナ缶…20g
・マヨネーズ…大さじ1と1/3
・わさび…少々
切り干し大根は生の大根に比べてカリウムが約15倍多く含まれています。

◇作り方
(1)切り干し大根をよく洗い汚れを落とす。洗ったら水につけ、戻しておく。
(2)きゅうり、人参は千切りにして塩でもみ、しっかり水を切る。
(3)切り干し大根の水をしっかり切り、食べやすい長さに切る。
(4)ボウルにマヨネーズとわさびを入れよく混ぜ、そこへ(2)・(3)・ツナを入れて和えて完成。

(1人分あたりの栄養価)
・エネルギー 89kcal
・たんぱく質 2.2g
・脂質 7.4g
・炭水化物 7.5g
・食物繊維 2.2g
・食塩相当量 0.3g

問い合わせ:粕屋町健康づくり課
【電話】938-0258

■〔安全安心〕住まいの防犯対策をしましょう
◇県内での被害状況
福岡県での空き巣や忍び込みなどによる被害は令和4年中で869件発生しており、全国で6番目に多い件数です。
建物別の被害状況は、戸建てが6割、中高層住宅が約2割、その他の住宅が約2割となっています。どんな住宅でも被害が起こりうることを忘れず対策をしましょう。

◇すぐにできる防犯対策
・在宅時やゴミ出しなど短時間の外出でも鍵をかける
・2階以上であってもドアや窓の鍵をかける
・鍵を家の周りに隠さない
・家の中にいるときも、使っていない部屋の鍵をかける
・鍵を他人に見せたり、渡したりせず、カバーをつける

知らないうちに合鍵が作られ侵入されるという事件が発生しています。
鍵番号などから合鍵を作製される可能性があります。鍵の管理を徹底しましょう。

◇家の周りの対策
・ドアや窓に補助錠を取り付ける
・脚立など、足場になるようなものを家の周辺に置かない
・夜は門灯や玄関灯を点灯し、死角となる場所にはセンサーライトを設置する
・垣根や壁を低くして、周囲からの見通しを確保する

◇侵入されても被害を最小限にするために
・多額の現金を家に保管しない
・通帳と印鑑は別々に保管する
・健康保険証やパスポートが盗まれないように、保管場所に注意する

◇地域での声掛け
普段から挨拶、声掛けをしてご近所付き合いを大切にすることで、地域みんなで空き巣から財産を守りましょう。

問い合わせ:粕屋町協働のまちづくり課
【電話】938-0173

■〔認知症をもっと身近に!〕認知症への“理解”から始まる誰もが暮らしやすいまち
粕屋町では認知症の正しい知識や認知症の人への接し方などを学ぶ「認知症サポーター養成講座」を実施しています。この講座は小学生から大人まで多くの方に受講いただいています。
認知症になると、さまざまな原因で脳の働きが悪くなり、生活するうえで支障が出てきたり、それまで出来ていたことが出来なくなったり、住み慣れた所で道に迷う、話が通じなくなる、憂うつ・不安になる、気力がなくなるなどの症状が現れます。しかし、認知症になっても周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。「認知症サポーター養成講座」では、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かい目で見守り、支援する方法などを学びます。支え合いの輪を広げ、安心して暮らせるまちづくりをするため、あなたも認知症サポーターになりませんか。

◆認知症サポーター養成講座
日時:2月14日(水)13:30~15:00
場所:サンレイクかすや 研修室1
対象:粕屋町在住で、認知症に関心のある方
申込方法:電話または介護福祉課窓口
受講者には目印として、認知症サポーターカードをお渡ししています。

◇こんなときあなたならどう接しますか?
「ご飯まだ?」
「さっき食べたばかりなのにまた…」

「近所の花子さんだ。
こんなに家から離れた場所で何してるんだろう? こんな時、何て声をかけたら良いんだろう?」

認知症サポーター養成講座では、上のような認知症の方との接し方を他の参加者と一緒に考えながら学びます。

申し込み・問い合わせ:粕屋町介護福祉課 高齢者支援係(地域包括支援センター)
【電話】938-0229

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